「民主党 (日本 1998-2016)」の版間の差分

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その後、民主党内部では[[岡田克也]]などから代表交代を求める声が出るなど、不穏な動きが続いている<ref>{{citenews|url=http://www.asahi.com/articles/ASG695W6WG69UTFK00F.html?ref=reca|title=民主ゴタゴタ「私も悩んでいる」 海江田代表漏らす|publisher=朝日新聞|date=2014年6月9日|accessdate=2014年10月13日}}</ref><ref>{{citenews|url=http://www.asahi.com/articles/ASG7V75TBG7VUTFK00B.html?ref=reca|title=「本格的な代表選、あった方がいい」岡田・民主元代表|publisher=朝日新聞|date=2014年7月26日|accessdate=2014年10月13日}}</ref>。また、他の野党との協力体制も、それぞれの党の思惑の違いなどでうまく構築できているとは言えず<ref>{{citenews|url=http://digital.asahi.com/articles/DA3S11394974.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11394974|title=国会論戦で共闘 民・維・み、基盤固め 選挙協力には異論も|publisher=朝日新聞|date=2014年10月10日|accessdate=2014年10月13日}}</ref>、現状では自民党による「一強多弱」体制を突き崩すことができていない。
 
=== 47回衆院選と海江田の落選 ===
安倍首相は前回の第46回衆院選の争点となった消費税率引き上げを先送りすると表明し、この判断の是非を問うということで衆議院を解散した。
 
民主党にとっては野党転落後2度目の総選挙である[[第47回衆議院議員総選挙|第47回衆院選]]が行われた。12月14日の投開票の結果、民主党は小選挙区と比例代表合わせて73議席を獲得し、改選前の63議席から10議席増やした。しかし、党の顔とも言える代表の海江田万里が[[東京都第1区]]で敗れ、重複立候補していた[[比例東京ブロック]]でも惜敗率の関係で復活当選できなかったため、議席を失った<ref name="rakusen2014">[http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news/20141215-OYT1T50016.html 民主・海江田万里代表が落選] 読売新聞 2014年12月15日</ref>。党としては前回衆院選ほどの逆風はなかったにもかかわらず、[[小選挙区比例代表並立制]]導入後初の野党第1党首落選となった上、対する与党は3分の2以上を獲得し、「一強多弱」の情勢は崩しきれなかった。
 
代表海江田は当初引責辞任に否定していた<ref name="rakusen2014"></ref>ものの、民主党は、党規約第8条で役員を国会議員から選ぶと規定しているため<ref>[http://www.dpj.or.jp/about/dpj/byelaw 民主党規約] 民主党公式サイト 2014年12月25日閲覧</ref>、議席を失った海江田が代表を続けることはできない。そのため、海江田は12月15日に党代表の辞任を表明した。12月17日に両院議員総会が党本部で開催され、2015年1月からの常会までに新代表を選出するため、1月7日に告示、1月17日に郵便投票分予備開票、1月18に臨時党大会を開き新代表を選出する、という日程を決定した。
 
[[2015年1月民主党代表選挙|代表選挙]]には、細野元幹事長、[[蓮舫]]参院議員、岡田元代表が立候補の表明をする意向を示している<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/141224/plt1412240039-n1.html 岡田氏出馬へ、25日に会見で表明 蓮舫氏なお意欲] 産経新聞 2014年12月25日</ref>。
 
== 略史 ==