「リーマン曲率テンソル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
→‎定義: 言い回しの整理
10行目:
を'''リーマン曲率テンソル'''(Riemann curvature tensor)またはリーマン-クリストッフェルのテンソル(Riemann-Christoffel tensor)と呼ぶ<ref>すなわち、リーマン曲率テンソルは「共変微分の非可換さ」を測るものである。</ref>。
 
さらになお
:<math>R_{k j i h} = \sum_a g^{ha}R_{k j i}{}^a</math>
で定められる4階共変テンソル <math>R_{k j i h}</math> を、
とおけば、
:<math>-\sum_{k, j, i, h} RR_{k j i h} u^k v^i u^i v^h</math>
、互いに直交する単位ベクトル u<sup>h</sup> と v<sup>h</sup> の定める切口に関する断面曲率となる。このという意味で、テンソル <math>R_{k j i h}</math> を、'''リーマン-クリストッフェルのテンソル'''と呼ぶことがある<ref>[[#矢野(1971)|矢野(1971)]] p.206 <br />
以後、リーマン-クリストッフェルのテンソルというときはこの4階共変テンソルを指すこととする。</ref>。