「異体字セレクタ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
プレーンテキストという単語が説明なしで使われるようになっていたので修正、ほか
5行目:
Unicodeは[[文字コード]] ([[コンピュータ]]上で文字を扱うための電子的な表現) の規格であり、[[Microsoft Windows|Windows]]や[[OS X|Mac OS X]]など、[[パーソナルコンピュータ|PC]]の[[オペレーティングシステム]]で広く使われている<ref>{{cite web|url=http://www.unicode.org/onlinedat/products.html|title=Unicode Enabled Products|accessdate=2008-02-02}}</ref>。Unicodeでは抽象的な文字を定め、個々の文字の字形の詳細には立ち入らない。このため同じ意味で似た形の文字には同じ電子的な表現が与えられ、字形の区別が必要なときは[[フォント]]の指定などによって行うのが原則である<ref>{{cite web|url=http://www.unicode.org/reports/tr17/|title=Unicode Technical Report #17 - Character Encoding Model|date=2004-09-09|accessdate=2008-02-02}}</ref>。
 
この原則は、たとえば[[ラテン文字]]の 'a' で、上部の右から左へ伸びる線があるかどうか、という違いは通常は「フォントの違い」であり「別の字」とはしないため問題ない。しかし漢字などでは、運用上しばしば「別の字」とされる字形を、様々な経緯の結果「詳細/デザイン差」として同じ符号位置としてしまっているため、状況によっては、フォントの指定どを含めるこかしができければならなくなってい[[プレーンテキスト]]上で字形の区別を保存まっいという需要も存在する
 
たとえば、
112行目:
* Adobe Font Development Kit for OpenType (AFDKO) - バージョン2.1以降でFormat 14 'cmap' subtableの作成に対応<ref name="IRGN1374"/>。
* TTX/FontTools - GlyphWikiでIVS対応フォントの生成に使われている<ref>{{cite web|url=http://glyphwiki.org/wiki/GlyphWiki:%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E7%94%9F%E6%88%90#i9|title=GlyphWiki:フォント生成|accessdate=2011-01-19}}</ref>。
* [[TTEdit]] - IVS対応 TrueTypeフォントから作成した場合。
=== ライブラリ ===
[[FreeType]]の2007年10月以降の開発版には、Format 14 'cmap' subtableから異体字セレクタの情報を読み取るための[[アプリケーションプログラミングインタフェース|API]]が追加されている<ref>{{cite web|url=http://lists.gnu.org/archive/html/freetype-devel/2007-10/threads.html#00016|title=freetype-devel (thread)|date=2007-10-31|accessdate=2008-03-10}}</ref>。