「無酸素運動」の版間の差分

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==運動強度と脂肪とグリコーゲンの燃焼比率==
[[解糖系]]によるATP合成は[[TCA回路]]によるATP 合成の約100 倍の速度を持つ。このため、激しい無酸素運動などでは解糖系によるATP合成が活発になる<ref>[http://www.nankodo.co.jp/wasyo/actibook/2253391/HTML/index12.html 閉塞性動脈硬化症(PAD)診療の実践] page 12/32、南都伸介監修、南江堂</ref>。
 
安静時や強度の低い運動時には[[脂肪]]の方が[[糖]]よりも多く使われている。[[血糖]]や[[グリコーゲン]]は利用しやすいが貯蔵量は多くはないので安静時などではあまり多くは使われず、強度の高い運動時などに糖が優先的に使われるようになる<ref name=hatta>[http://dx.doi.org/10.5363/tits.11.10_47 新たな乳酸の見方]、八田 秀雄、学術の動向、Vol. 11 (2006) No. 10</ref>。運動強度が低い場合には脂肪とグリコーゲンの燃焼比率は1:1であるが、運動強度が高まるに従って脂肪よりもグリコーゲンの燃焼比率が高まる<ref>https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspfsm1949/45/4/45_4_461/_pdf グリコーゲンローディング、堀田 昇、体力科学、Vol. 45 (1996) No. 4 </ref>。