「若草の頃」の版間の差分

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Nandaro (会話 | 投稿記録)
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== あらすじ ==
[[国際博覧会|万国博]]を翌年に控え、皆が浮き足立っているような1903年夏のセントルイス。父アロンゾ([[レオン・エイムズ]])、母アンナ([[メアリー・アスター]])とローズ([[ルシル・ブレマー]])、エスター、アグネス、トゥーティの4人娘と長男ロン・ジュニア(ヘンリー・H・ダニエル・ジュニア)が暮らす中流階級のスミス一家。次女エスター([[ジュディ・ガーランド]])は隣家に住むジョン・トゥルーイット([[トム・ドレイク]])を想っていたが、彼は彼女に気付かない。ウォレン・シェフィールド(ロバート・サリー)からのプロポーズを望む長女ローズは彼からの電話を待っていた。
 
スミス家でひらかれたパーティでエスターはようやくジョンと会うことができ、全ての客が帰った後に2人きりになり、エスターはジョンに家中のガス灯を消す手伝いを頼みロマンチックになりかけたが、エスターの香水がジョンの祖母の香水と同じで、握手の際「女性にしては握力が強い」と語り台無しとなる。
 
[[ハロウィン]]の日、トゥーティ([[マーガレット・オブライエン]])は怪我をして帰宅し、ジョンにやられたと語る。よく調べもせずにエスターはジョンに殴りかかり、彼を貶す。エスターが帰宅すると、トゥーティは実はトゥーティとアグネス([[ジョーン・キャロル]])が危険な悪ふざけにより警察に捕まりそうになったところをジョンに助けられたのだと白状する。真実を知ったエスターはすぐに隣家のジョンを訪ねて謝罪をし、初めてキスをする。
 
季節が過ぎようやく二人が恋人らしくなった頃、エスターの父ジョンに突然[[ニューヨーク]]への転勤話が持ち上がり、一家は引越しをすることになってしまう。一家はひどく落胆し、特にローズとエスターは恋愛、友情、学業の計画が全て台無しになることを恐れた。エスターはさらに万国博覧会に行くことができなくなることが残念であった。
 
クリスマス・イヴに舞踏会が催される。エスターは、ジョンが仕立て屋の閉店時間までに間に合わずにタキシードを受け取れず、エスターを舞踏会に連れて行けなくなり落ち込む。エスターの祖父([[ハリー・デイヴンポート]])が代わりに彼女を連れて行くこととなった。会場でエスターは初めて会ったルシル・バラッド([[ジューン・ロックハート]])をローズのライバルと思い込み、偽のダンス・カードを渡そうとする。しかしルシルがロンに興味を示したためルシルに渡そうとしたカードではなく自分のカードを渡し、エスターは偽のカードに記入した器量の悪いパートナーと踊らなくてはならなくなった。祖父に助けられたエスターは、なんとかタキシードを手に入れて現れたジョンに喜び、その後2人はずっと一緒に踊り続ける。その後ジョンはエスターにプロポーズをし、エスターはこれを受け入れる。
 
エスターが帰宅するとトゥーティはまだ起きていた。エスターの歌う『''Have Yourself a Merry Little Christmas'' 』でトゥーティは心をさらけ出し、この後の転居に落胆し階下に下りて寒い冬の夜に外に出て、昼間皆で作成した家族の雪だるまを次々と壊していく。父は2階の窓からこれを見ていた。