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== 火の理解史 ==
人類は火を様々に理解してきた。いかにして火を手に入れたのかという、火の起源神話も世界各地から知られている<ref>フレイザー『火の起原の神話』ちくま学芸文庫、青江舜二郎訳、2009年</ref><ref>山田仁史「発火法と火の起源神話」『東北宗教学』2号、2006年</ref>。
人類は火を様々に理解してきた。
 
火を[[信仰]]の対象とする[[宗教]]もある。古代世界において火は神格化され、畏敬の対象とされた<ref>岩波『哲学・思想辞典』</ref>。例えばインド神話における[[アグニ]]がある。また拝火教という異名を持つ[[ゾロアスター教]]もある。日本でも[[お盆]]の[[送り火]]([[京都市]]の[[五山送り火]]が有名)のような例がある。信仰の場以外でも、例えば[[キャンプファイヤー]]など多くの行事、象徴的な場などで火は用いられている。現代でも火は[[象徴]]としての力を持ち続けている。(→[[#象徴としての火]])