「スヴァローグ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Toroia (会話 | 投稿記録)
m スヴァローグが火の蛇だとは書かれていない
日本語を修整;誰?
1行目:
'''スヴァローグ'''(Svarog)とは[[スラヴ神話]]における[[太陽神]]であり、[[火]]の[[精霊]]または[[]]でもある。輝き清いという意味である。
 
==概要==
スヴァローグという名は、同じ意味を持つ[[サンスクリット語]]のSvargaと[[ペルシャ語]]のxwar(クヴァル)と関連している可能性があることから、[[インド=ヨーロッパ語族]]との関連性が示唆される{{誰|date=2015年1月}}
 
古スラヴ人にとって火はとても神聖であったため、火が灯っている間は叫んだり罵ったりすることは禁止されていた。火の神Svarogichはスヴァローグの息子である(「~ィッチ」とは子と言う意味である)という解釈も存在する一方、この2は同一の火の神を示すという解釈もある。
 
古スラヴ神話では、スヴァローグは火に介在する生殖や性的な力をもって[[鍛冶]]の神としても信仰されていた。いくつかの神話では、スヴァローグは自身の口を[[鋤]]代わりに使って耕し、人間に恵みを与えたという。さらにスヴァローグは深い溝を作り、あの世とこの世を切り離す事も出来るという
いくつかの神話では、スヴァローグは溝を掘るのに、自身の口を[[鋤]]代わりに使って耕し、人間に恵みを与えたという。さらにスヴァローグは深い溝を作り、あの世とこの世を切り離す事も出来るという。
 
また、スヴァローグは聖コスマスと聖ダミアヌス、聖ミカエルとも同一視された。この場合、[[聖人]]を動物表現で表すことが多い。同一視された聖人の姿は黄金の角を持った牛、雄豚、馬、Varagnaという名のハヤブサで現し表されている。
 
なお、最近の欧州では[[ネオペイガニズム]]というムーブメントがある。り、ネオペイガニズム上のではスヴァローグを最高神かつ創造神とすることがある。本来の古スラヴ神話ではスヴァローグ 、ペルーン、ダジボーグの三柱が[[トリグラフ (スラヴ神話)|トリグラフ]]を構成していたからである。
 
==関連項目==