削除された内容 追加された内容
142行目:
== 損傷・摩耗と寿命 ==
レールは、列車の通過により繰り返しの荷重を受けており、車輪の走行により磨耗・変形・疲労・損傷が起こり、経年により腐食・電食が発生する、曲線部では車輪の横圧によりレール頭部の磨耗が多くなり、レールを締結する枕木の下の道床がコンクリート道床の場合では、
レールの頭部表面に斑状摩耗が発生して車両に異常振動が発生することがある。また、湿度の高いトンネルや海岸に近い路線では、レールの腐食が進むこともある。そのためレールには寿命があり、レールを取替えることでレールの性能を維持させる。50Kgレールでの摩耗によるレールの取替えは、高さで約15mm、断面積で約20%を許容限度としている。普通は10年-25年を標準として取替えているが、急曲線において列車回数の多い区間では1年足らずで取替える場合がある。また、通過トン数では、2-5億トン位がレール交換の目安とされている。
 
== 歴史 ==