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: ヴェクター第一開発局、KOS-MOS開発計画統合オペレーションシステム開発室研究員。ミユキに惚れている。エピソードIではアレンをからかったりと出番はあったが、エピソードIIは全く姿を見せず、エピソードIIIでようやく姿を見せる。
; T-elos
: 声 - [[鈴木麻里子]]
: 最新型対グノーシス戦闘用アンドロイド。KOS-MOSよりも人間らしい人格を備えてはいるが、非常に好戦的で冷徹な性格であり、性能はKOS-MOSを遙かに上回る。髪や肌の色を除けば外見はKOS-MOSに非常に酷似している。その躯体はある女性の体を元に作られており、80%が生身の人間と変わらない。KOS-MOSを上回る性能と躯体強度を持つのは、U.M.N.の物理事象面に干渉し、物理法則を言わば書き換えて動いている為。これは原理的にはE.S.ユダが持つ全てを切断する能力と同じ物である。KOS-MOSの正体と密接に関係がある。なお、「テロス」とは「終わり」もしくは「完成」という意味である。KOS-MOS同様に[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]シリーズにも登場している。
 
=== テスタメント ===
; ケビン・ウィニコット
: 声 - [[石川英郎]] / [[中尾良平]]
: シオンの上司であり恋人だった人物。惑星ミクタムの出身者で、幼き日に目の前で母がグノーシス化すると言う経験の為に宇宙の全てを憎むようになり、ヴィルヘルムの下に就いていた。U-TIC機関ではヨアキムの助手をつとめており、その頃既にKOS-MOS理論は完成していた。KOS-MOSアーキタイプの暴走でシオンを庇い死亡するが、それはアンドリュー等を利用した自作自演であり、赤のテスタメントとして復活。シオンとKOS-MOSを監視してきた。しかし、彼を動かしていたのはシオンへの想いであり、ヴィルヘルムへの義理や忠誠心ではなかった。戦闘時は鎧を纏ったような姿になる。乗機はE.S.ユダだが戦う機会は無い。
: 赤のテスタメントとしてはエピソードIから登場していたものの、エピソードIIIで明かすまでその正体は謎に包まれていた。なお、彼がT-elosの開発者として変装していた時に名乗っていたロート・マンテルという名前はドイツ語で「赤」、「外套」という意味である。
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: テスタメントの一人。黒い外套を纏っており、メンバーの中で最初にテスタメントとなった。過去にジギー(ジャン・ザウアー)の妻子を殺した男であり、ジギーをテスタメントへ誘おうとした。本名はエーリッヒ・ウェーバーであり、かつてはジャン・ザウアーと同じカウンターテロ部隊に所属していた。死に対する強い恐怖を抱いており、それから逃れる為にテスタメントになった。ジギーを精神的に苦しめることを楽しんでいるが、これは彼の暇つぶしのようなものらしい。彼が呼ばれるヴォイジャーとは彼がテロリストとして活動していた時に使っていた偽名。乗機はE.S.ダン。
; アルベド・ピアソラ
: 声 - [[山寺宏一]]
: 最後にテスタメントとなった存在。外套の色は白。乗機のE.S.はシメオン。彼についての詳細は[[ゼノサーガの登場人物一覧#U.R.T.V.|U.R.T.V.]]の項目を参照。
 
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: U‐TIC機関総司令であり、オルムスの異端審問官長の一人。教皇ではなく、ハインラインに絶対の忠誠を誓っている。額から目を突き抜け頬に走る傷は、エピソードII序盤のミルチア紛争の際に行われたジンとの対決によるもの。乗機はE.S.レビ。
; ペレグリー
: 声 - [[原えりこ]] / [[山崎和佳奈]]
: オルムスの異端審問官の一人。U‐TIC機関及びオルムスの指揮を執りマーグリスを補佐している。かつてはジンの恋人だったらしい。乗機はE.S.イサカル。
; アンドリュー・チェレンコフ
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; ルベド
: 声 - [[川崎恵理子]]
: Jr.のU.R.T.V.としての名前で、その名は「赤」を意味する。正式名称は「U.R.T.V.個体No.666レッドドラゴン」。アルベドとは背部が癒着している状態で生まれた癒着双生児であり、互いの存在を感じ取る事が出来る。実年齢はアルベドと同じく26歳であるが、とある事情により身体の成長は12歳くらいで止まってしまっている。
; ニグレド
: 声 - [[山寺宏一]]、[[高橋美佳子]](少年時代)/ [[日比愛子]]
: ガイナン・クーカイのU.R.T.V.としての名前で、その名は「黒」を意味する。正式名称は「U.R.T.V.個体No.669エクスキューショナー」。Jr.(ルベド)を監視・抹殺する役割を持っていたが、その事を知りディミトリ・ユーリエフに反発し彼を殺した。が、その後体を乗っ取られることとなる。
; アルベド・ピアソラ
: 声 - [[山寺宏一]]、[[浦和めぐみ]](少年時代) / [[白石涼子]]
: U.R.T.V.個体No.667。その名は「白」を意味する。Jr.とは、癒着双生児の関係にあり、彼に対しては非常に強い執着を見せる。エピソードIの敵役で、エピソードIIではラスボスとしても登場し、Jr.と決着をつける。
: 恐るべき速さの細胞再生能力を持ち、首を失っても簡単に再生してしまう。その為に、痛みや恐怖といった感情を理解できず、自分で腕や首を引き千切る等、常軌を逸した行為に躊躇いが無い。ミルチア紛争時、ウ・ドゥの暴走に恐怖したJr.(ルベド)が原因で、自身がウ・ドゥの波動に汚染する事になってしまい、狂気に取り付かれる。また、その時の影響が原因で、双子とも言えるJr.には裏切られたと思っており、Jr.に生きる方針を与えるきっかけになったサクラにも、嫉妬に近い憎悪を抱いている。
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: ミズラヒ夫妻の娘。脳がU.M.N.に対する知覚に関する先天的な障害を持っていたため、実世界でコミュニケーションをとることが出来なかった。その治療の際にルベドたちと出会う。
; ヘルマー
: 声 - [[池田勝]] / [[稲田徹]]
: 第二ミルチア自治政府代表討議員。元星団連邦軍中将でかつてのジンの直属の上司であり、I・IIでは彼の自宅に直接訪れ、ジンに旧ミルチアでの調査を依頼してきた。
; ラピス・ローマン
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: 度々シオンの前に現れ、助言をする少女。U.M.N.にのみ存在しその実体が無いため、物理的に干渉することはできない。ロスト・エルサレム時代のゾハル制御プログラマ、グリモア・ヴェルムの娘であり、ゾハルの最初の暴走が引き起こした局所事象変異により“消滅”した最初の人物。なお、キャラクターデザインの観点から見れば、『ゼノギアス』のヒロインである「エレハイム」のリデザインであり、声優も同一人物を起用している。
; アベル
: 声 - [[伊藤舞子]]、[[緑川光]](ウ・ドゥ)
: オメガの専属パイロットをつとめる少年。この次元よりも上位の領域の存在であるウ・ドゥが、下位領域で存在する為にとった実数(実体)としての形。虚数(意識)としての形が、劇中に登場する「アベルの方舟」である。ディミトリ・ユーリエフにより、ゾハルを制御する為の装置として利用されている。
: キャラクターデザインの観点から見れば、『ゼノギアス』の主人公である「フェイ」およびその前世「アベル」のリデザインであり、ウ・ドゥの声には同じ緑川光が起用されている。『ゼノギアス』における同名の人物「アベル」とはデザインこそ同じであるものの、設定は異なる。