「あんどーなつ」の版間の差分

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[[パティシエ]]を目指していた安藤奈津(あんどう なつ)は、[[銀座]]の菓子店「獅子屋」の採用面接を受けに行ったが不採用となり、帰る途中ふとしたことで老舗和菓子店「満月堂」の和菓子職人の梅吉たちと出会い[[#原作との相違点|[注]]]、それをきっかけに和菓子の世界に魅せられ、一人前の和菓子職人を目指すことになる。
 
本作品では和菓子のことや奈津と彼女を取り巻く人々のドラマ、作品の舞台となる[[浅草]]、奈津の出身地である[[福井]]の風情だけでなく、職人として姿勢についても語られている。また、和菓子だけでなく着物や仏教などの日本文化、和菓子の意匠になる植物の解説もたびたび出てくる。
 
2008年に[[姫路]]で開催された全国菓子大博覧会に行ったり、[[東日本大震災]]の後に「もう二度と人々を悲しませる津波が来ないように」と喜八郎とあやめが波除稲荷にお参りに行くなど、現実の出来事とリンクしている話がある。その一方で登場人物たちの時間経過は曖昧になっており、あやめは1960年12月25日に出産していて喜八郎にその事を告白したのは2006年のため「46年前に出産した」と語っているが、2008年に奈津から「母親は生きていれば今年47歳になる」と聞いて奈津の母親が自分の娘だと確信、2011年には46年前に出産したと清太郎に語っている。奈津についても専門学校を卒業したのが20歳と仮定すると橋蔵が登場する話では27~8歳のはずだが、光子が「まだ二十歳を出たばかりの子」と語るシーンがある。しかし健太は初登場が小学校6年生の冬ですぐ中学校に進学、橋蔵との話では中学校3年生になって進路について悩むシーンもあり、現実と同じ時間経過で成長している。