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油圧ではなく電気を用いる可変バルブタイミング機構としては日産の[[NVCS#eVTC|eVTC]]があるが、eVTCはモーターではなく電磁クラッチを用いる全く別の方式となる。
 
===VVT-iW===
'''VVT-iW'''('''V'''ariable '''V'''alve '''T'''iming-'''i'''ntelligent '''W'''ide)は2014年に[[レクサス・NX]]の[[トヨタ・ARエンジン#8AR-FTS|8AR-FTS]]に初採用されたもので、従来の油圧VVT-iと比べバルブタイミングの可変範囲が拡大され、中間ロック機構が付加されている。
これらにより[[アトキンソンサイクル]]([[ミラーサイクル]])のより積極的な導入が可能となり、中間ロック機構により冷間始動性も確保している。さらに通常の連続位相可変機構に加え、軸内に5モードOCVボルトとロックピンを内蔵し、センタースプール方式でVVT機構と一体化している。これにより従来のVVT-iでは制御が困難であった温度域でもロックピンによる段階的な位相可変が可能となっており、作動温度領域の拡大により実用燃費の向上に寄与している。
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