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=== 内容 ===
アラビア語圏では、単に宗教的な解説書ではなく、[[文学]]としても第一級品であるといわれる。事実、書かれている(あるいは説かれている)文章の意味をあまり理解できない者でも、そのアラビア語の美しさに引かれて改宗した者も多くいたという。もともとアラビア人は戦や争議において詩の優劣で勝敗を決めるという手法を方策の一つとして採用したアラビア人たちを説得するだけの優れた内容を持っていたことからムスリムの間ではクルアーン自体が普通の人間にはつくることのできないような優れた文学であることが、クルアーンが神の奇蹟であることの証明であると考えられている。
 
また、口語と文語の開きが大きくなった現在では、文章語の模範テキストであるとされ、出版物などはクルアーンの言葉([[フスハー]])で書かれることが多い。