「世紀末」の版間の差分
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19世紀に[[ヨーロッパ]]で用いられた「世紀末」(特に[[フランス語]]のファン・ド・シエクル ''Fin de siècle'' )には、「世紀の末」という本来の意味に留まらない二つの含意があった。一つ目は、繁栄した時代(19世紀に即せば[[ベル・エポック]])の末期の退廃([[デカダンス]])である。二つ目は、一つの世紀ないし時代区分が「終わる」時に待望される切迫した変化を見越した興奮や変化への絶望である。これらの思潮により、19世紀末には「世紀末」という概念が(ヨーロッパの人々の中で)かつてないほど意識されるものとなった。
フランス語で表現した場合に特にこうしたイメージと結びつくのは、その語が[[パリ]]や[[ブリュッセル]]の芸術家集団(
== 20世紀の日本の例 ==
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