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(そのため、例外に関する記述を「'''但し書き'''(ただしがき)」とも言う。)
 
《原則》と《例外》の話は、[[実体法]]のレベルだけで現れるわけではない<ref name="hamabe" />。[[手続き法]]のレベルでも現れる<ref name="hamabe" />。
 
法律をよく知らずに法律を読む人(たとえば特定の筋書きのある小説や理念表明などのように読もうとする人など)は「結論はどちらだ? 結論がはっきりしない。」とか「法律は面倒だ。」などと感想を漏らすことがある<ref name="hamabe" />。
 
では、なぜ(複雑になるのに)法律には一般に「原則」と「例外」があるのかと言うと、人間社会の事象というのは、ケースバイケースであり、一律にどちらかとは決められないからである<ref name="hamabe" />。ケースバイケースであるから複雑になりはするが、そうしたやりかたで決めるからこそ、[[社会正義]]に則した妥当な結論を導ける、という面があるのである<ref name="hamabe" />。
 
例外的な状態を意図的に狙うもの、いわゆる「法律の網をかいくぐる」ような者が現れることがある。それが度を超し常態化すると、法律があっても機能していない、意味が無い、という状態になってしまうこともある。