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'''リピータ'''(repeater)は、[[電気通信]]における[[中継器]]であり、[[電気信号]](信号)を受信し、より高い[[レベル表現|レベル]]や[[出力]]で再[[送信]]する装置のこと。また、[[障害]]を越えた反対側に信号が到達するように再送する装置のこと。
{{main2|[[無線通信]]の中継局、レピータ|中継局}}
== 概要 ==
リピーターは再送によって信号の到達範囲を拡大するために使われる。
電気通信の分野では、リピーターは次の2つに大別される。
* 入力信号をアナログ的に増幅する装置
* デジタル入力信号を増幅、整形、リタイミングして再送する装置。
[[コンピュータネットワーク]]の分野においては、リピーターは物理的な信号を扱い、データとして解釈することはないため、[[OSI参照モデル]]における物理層として扱われる。
リピーターが扱う信号には[[有線通信]]における電気信号、[[光通信|光信号]]や[[無線通信|無線信号]]がある。
=== イーサネットにおけるリピーター ===
{{see also|ハブ (ネットワーク機器)}}
[[イーサネット]]における機器としてのリピーターは、[[10BASE-2]]や[[10BASE-5]]、[[10BASE-T]]の時代に普及した。リピーターは複数の[[セグメント]]間を中継する中継器の役割を果たした。リピーターは電気信号をそのまま中継し、データの解釈や交通整理を一切行わないため、リピーターにより結合されたセグメントは単一のコリジョンセグメントを構成する。
[[10BASE-T]]においてはリピータハブ(シェアードハブ)であり、これは1つのポートから来た信号を増幅などしてそのまま他の全てのポートに送出する機能を備えていた。
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