「揺れる大地」の版間の差分
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| 編集 = マリオ・セランドレイ
| 配給 = {{flagicon|JPN}} [[日本ヘラルド映画]]
| 公開 = {{flagicon|ITA}} [[1948年]][[9月2日]]<br />{{flagicon|JPN}} [[1990年]][[1月6日]]
| 上映時間 = 160分
| 製作国 = {{ITA}}
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| 興行収入 =
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『'''揺れる大地'''』({{lang-it|'''''La terra trema: episodio del mare'''''}}, 「揺れる大地
[[シチリア島]]の漁村を舞台に、漁民一家のたどる辛苦の日々をドキュメンタリータッチで描いた、[[ネオレアリズモ|ネオ・レアリズモ]]の代表的作品。全篇がシチリアの漁村アーチ・トレッツァで撮影され、出演者は全員シチリア島に住む素人で、台詞も全てシチリア方言が使われた。[[ヴェネツィア国際映画祭]]では[[国際賞]]を受賞した。また、[[1952年]]に[[英国映画協会]]が発表した「映画史上最高の作品ベストテン・映画批評家が選ぶベストテン」で第9位にランキングされた。
「海の挿話」という副題がついているのは、本作が当初は共産党の製作によるシチリアの労働者についての[[ドキュメンタリー]]3部作の第一弾となる予定だったからである。他の2作は製作されなかった。
なお、本作には[[フランチェスコ・ロージ]]と[[フランコ・ゼフィレッリ]]が助監督として参加している。
== ストーリー ==▼
シチリアの漁村アーチ・トレッツァで、ヴァラストロ一家は代々漁業を営んできた。漁に出たまま帰らない父に代わって一家を支える長男のウントーニは、仲買人に搾取される構造に疑問を抱き、自ら競りに出すことを思いつくが、仲買人と喧嘩を起こして逮捕されてしまう。▼
釈放されたあと、家を抵当に入れて借金をし、鰯の加工をはじめるが、嵐の日に漁に出て船と漁具を失ってしまう。鰯は安値で仲買人に買い叩かれ、家は銀行に差し押さえられ、恋人には捨てられ、弟は密輸商人になり、祖父は入院し、一家はあばら家に住むことになる。ウントーニは酒に溺れるようになった。▼
仲買人の新しい船の進水式の日に、かつて自分のものだった船をみにいったウントーニはそこで出会った少女ローザに励まされて、弟たちとともに仲買人の船に乗せてもらうように頼みに行った。▼
== キャスト ==
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*祖父:ジョヴァンニ・グレコ
*ドン・サルヴァトーレ:ロザリオ・ガルヴァーニョ
▲== ストーリー ==
▲シチリアの漁村アーチ・トレッツァで、ヴァラストロ一家は代々漁業を営んできた。漁に出たまま帰らない父に代わって一家を支える長男のウントーニは、仲買人に搾取される構造に疑問を抱き、自ら競りに出すことを思いつくが、仲買人と喧嘩を起こして逮捕されてしまう。
▲釈放されたあと、家を抵当に入れて借金をし、鰯の加工をはじめるが、嵐の日に漁に出て船と漁具を失ってしまう。鰯は安値で仲買人に買い叩かれ、家は銀行に差し押さえられ、恋人には捨てられ、弟は密輸商人になり、祖父は入院し、一家はあばら家に住むことになる。ウントーニは酒に溺れるようになった。
▲仲買人の新しい船の進水式の日に、かつて自分のものだった船をみにいったウントーニはそこで出会った少女ローザに励まされて、弟たちとともに仲買人の船に乗せてもらうように頼みに行った。
== 関連項目 ==
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