「平坦線」の版間の差分

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[[電車]]の時代になると出力の向上により、多少勾配がきつくとも直線的で最短距離のコースを取るようにすることができるようになった。またトンネル掘削技術の向上により、(片勾配の区間でなければ)長いトンネルで勾配を抑えることも可能となった。
 
なお山岳線区においては、当該線区のうち勾配が緩い区間について「平坦線」と呼称されることがある。例えば、[[箱根登山鉄道]][[箱根登山鉄道鉄道線|鉄道線]]では、[[小田原駅]]から[[箱根湯本駅]]までの区間を「平坦線」と呼称していた<ref name="60-85"> [[大正出版]]『小田急 車両と駅の60年』([[吉川文夫]]編著・1987年6月1日初版)p85</ref>が、実際にはこの区間は40[[パーミル|‰(パーミル)]]の勾配が続く区間である。しかし、箱根湯本駅から[[強羅駅]]までの最急勾配80‰からみれば平坦な区間である。
 
他に[[愛宕山鉄道]]、[[信貴山急行電鉄]]など、鋼索鉄道(ケーブルカー)路線と普通鉄道路線の両者を運営していた会社では、普通鉄道の路線を鋼索線に対して平坦線と呼ぶ事例も存在した。
 
== 脚注 ==