「クルップ」の版間の差分

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== 端緒 ==
[[{{仮リンク|フリードリヒ・クルップ]]|de|Friedrich Krupp|en|Friedrich Krupp}}([[1787年]]-[[1826年]])が[[プロイセン]]の炭坑町・エッセンに、[[ライン川]]の水力を動力とする小さな工房を構えたのが大クルップの源流である。彼はその工房で当時[[イギリス]]の[[シェフィールド]]が独占していた[[鋼|鋼鉄]]の[[鋳造]]による製造を試みた。だが技術的な難関を乗り越えることができず、借金を重ねたのち39歳の若さで貧困のうちに窮死した。晩年にはすっかり気力をなくしてベッドに寝たきりであったという。彼が死んだその日、木造の小さな工場とわずかな職人は14歳だった長男の[[アルフレート・クルップ]](''Alfred Krupp''、[[1812年]]-[[1887年]])に引き継がれた。
 
アルフレートは数年のあいだ工場にこもって研究を重ねたのち、ついに[[鋳鋼]]の製造に成功する。彼は細々と[[工具]]や食卓[[ナイフ]]、[[スプーン]]の製造を始めた。鋳型に模様をつけることで、柄に花などの模様のあるスプーンを最初に作り出したのはクルップだった。のちには[[貨幣]]の鋳造機や[[蒸気機関車]]の[[車輪]]の製造を開始し、苦労しながらもクルップの事業は軌道に乗った。
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