「コラッツの問題」の版間の差分

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初期値が27のときの数列を記載、その他文章を修正
言い回しを変更
64行目:
*''n'' が偶数の場合、''n'' を 2 で割る
*''n'' が奇数の場合、''n'' に自然数の奇数 2''m'' – 1(''m'' ≥ 1) をかけて 1 を足す
という操作を繰り返すと、有限回で 1 に到達する」という命題を考える。''m'' = 1 のとき(''n''が奇数なら単に1を足す)は、この命題が正しいことを簡単に証明できる。''m'' = 2 の場合が上述のコラッツの問題である。''m'' ≥ 3 の場合は、任意の ''m'' に対して、任意値と''n''を与えた場合の初期値によっては、1を含まない繰り返し数列、もしくは際限なく増大していく数列が得られるため、この命題は一般に成り立たない。たとえば ''m'' = 3 の場合、nの初期値を13に設定すると、13, 66, 33, 166, 83, 416, 208, 104, 52, 26, 13 という数列のサイクルが得られるため、上記の命題は成立しない。これは上記のヒューリスティクスの観点からして、''m''が大きくなるほど1に到達する可能性は低くなると予想されることから支持されてい符合する。
 
===変数''n''が奇数の時の加算数の奇数自然数一般への拡張による類似問題===