「レイモン・コパ」の版間の差分

|本名=レイモン・コパゼフスキー<br />Raymond Kopaszewski

'''レイモン・コパゼフスキー'''（'''{{lang|fr|Raymond Kopaszewski'''}}、[[1931年]][[10月13日]] - ）は[[フランス]]出身の[[サッカー]]選手。[[ポーランド]]系。ポジションは[[フォワード (サッカー)|FW]]、[[ミッドフィールダー|MF]]。愛称は『[[ナポレオン・ボナパルト|ナポレオン]]』。

地元のクラブであるUSヌー・レ・ミネで頭角を現し、[[1949年]]に[[リーグ・ドゥ]]所属の[[アンジェSCO]]とプロ契約。[[1951年]]に[[スタッド・ランス]]に移籍し、そこで2度のリーグ・アン優勝を成し遂げる。[[1952年]]10月5日の[[サッカー西ドイツ代表|西ドイツ]]戦で、[[サッカーフランス代表|フランス代表]]としてもデビューした。[[UEFAチャンピオンズカップ 1955-56|1956年チャンピオンズカップ]]決勝戦で[[レアル・マドリード]]と対戦。惜しくも敗れたが、その活躍がレアル・マドリードの首脳陣の目に留まる。翌シーズン、[[アルフレッド・ディ・ステファノ]]がスペイン国籍を取得したことによってレアル・マドリードの外国人枠に空きができ、同クラブへと移籍。デビュー戦でもある[[10月]]に行われた[[FCソショー]]との親善試合では、14-1という結果を残した。その後もディ・ステファノらと共に黄金時代を築き上げ、所属年度すべてで[[UEFAチャンピオンズリーグ|チャンピオンズカップ]]を優勝、リーグ優勝を2度経験する。

[[1958年]]、[[ジュスト・フォンテーヌ]]らと共に出場した[[1958 FIFAワールドカップ|ワールドカップ・スウェーデン大会]]で、フランス代表は[[ペレ]]、[[ガリンシャ]]などを擁する[[サッカーブラジル代表|ブラジル代表]]に破れ3位に終わったものの、コパは3得点、最多アシストを記録し最優秀選手に選ばれた。同年その活躍が認められ[[バロンドール]]を受賞した。

19581959年にスタッド・ランスに戻り、復帰後初シーズンとなった1959-60シーズンを含む2度のリーグ優勝とを果たした。コパ自身も1959年のバロンドールでディ・ステファノに次ぐ2位になり、1960年には[[フランス・フットボール|フランス年間最優秀選手賞]]を受賞するなど高い評価を受けた。しかし、1963-64シーズンには17位でリーグ・ドゥ|2部を終えてリーグ]]・ドゥ降格を経験する。そこで11年間1966-67シーズンに再びトップレリーグへ昇格した後、[[1969年]]シーズン終了後に現役を引退した。

== 所属クラブ成績 ==