「チリ地震 (2010年)」の版間の差分

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[[太平洋津波警報センター]]は、27日6時46分(UTC)の第1報でM8.5、第2報でM8.6、第3報M8.8と報じた。
 
日本の気象庁は[[マグニチュード#気象庁マグニチュード Mj|気象庁マグニチュード]]を当初Mj8.5と発表<ref>[http://www.jma.go.jp/jp/quake/20100227160044394-271534.html 地震情報(遠地地震に関する情報)]</ref>、その後Mj8.6に修正、その後Mw8.8と発表した<ref>気象庁が地震の規模を修正を繰り返したのは、太平洋津波警報センターが発する津波警報の更新に伴う修正を含んでいる</ref>。[[東京大学地震研究所]]は遠地実体波から、[[断層#震源断層|震源断層]]の長さは450〜500km、すべり量は最大8m、Mw8.6と算出した<ref name="tokyo"/>。史上最大の[[1960年チリ地震|1960年のチリ地震]]は断層長600~1000km程度とされており、今回はその約半分だった<ref>[http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010030100764 断層長さ500キロ、8メートルずれる=チリ地震、M8.6と算出-東大地震研]時事ドットコム 2010年3月1日</ref>。余震とするには規模が大きいことから、1960年チリ地震の余震ではなく別個の地震の本震とみなされている{{要出典|date=2012年1月}}
 
この地域では[[ペルー・チリ海溝]]において[[太平洋]]側の[[ナスカプレート]]が大陸側の[[南アメリカプレート]]の下に沈み込んでおり(両プレートの接近速度は80mm/年、USGS)、これまでもM8を超えるような[[地震#プレート間地震|海溝型地震]]が繰り返し発生してきた。今回の地震も同様の機構で起きた海溝型地震であると考えられている<ref name="usgssum">[http://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eqinthenews/2010/us2010tfan/#summary Summary : Magnitude 8.8 - OFFSHORE MAULE, CHILE] USGS、2010年2月27日閲覧。</ref>。また、[[発震機構|震源メカニズム]]は津波の発生しやすい逆断層型である<ref name="tokyo" />。