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== 有機塩化物 ==
sp<sup>3</subsup> 炭素の塩化物は安定な共有結合化合物を形成する。この様な低分子の炭素塩化物は揮発性が高く、かつては広く[[溶媒]]として利用された([[揮発性有機塩素化合物]]を参照)。
 
=== クロロ基 ===
化合物命名法では有機塩化物が持つ Cl<supsub>-</sub> は一価の官能基として取り扱われ、'''クロロ基''' (chloro group) と呼ばれる。また、いくつかの有機反応では脱離基としてはたらく。sp<sup>3</subsup> 炭素ないし sp<sup>2</subsup> 炭素に置換したクロロ基は脱離しやすく、この様な有機塩化物は[[脱離反応]]の基質として有用である。[[ウィリアムソン合成]]などの[[求核置換反応]]でも、sp<sup>3</subsup> 炭素上のクロロ基が脱離基となる。合成・反応については [[ハロゲン化アルキル]]、[[ハロゲン化アリール]]も参照。
 
== 関連項目 ==