「NHKラジオ第2放送」の版間の差分

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=== 放送局のサービスエリア形態 ===
ラジオ第2は、'''全国共通編成'''を前提としているため、ラジオ第1のような県単位、圏域ブロックによるネットワークではなく、[[NHK菖蒲久喜ラジオ放送センター|東京]]・[[江別ラジオNHK札幌放送|札幌]]・[[NHK秋田ラジオ信所|秋田]]・[[NHK熊本ラジオ放送|熊本]](以上いずれも500[[ワット|kW]])、[[NHK大阪放送局のラジオ送信所一覧|大阪]](300kW)の5局で全国を網羅的にカバーし、それ以外の放送局、中継局がそれらを補完する特殊なネットワークを形成している。そのため、同一エリアにおいての送信出力が第1放送より小さい(例:[[NHK春日ラジオ福岡放送|福岡]]:第1放送:100kW 第2放送:50kW、[[NHK鍋田ラジオ名古屋放送|名古屋]]:第1放送:50kW 第2放送:10kW、[[NHK亀田ラジオ函館放送|函館]]・[[NHK帯広ラジオ信所|帯広]]・[[NHK妙見ラジオ青森放送|青森]]・[[NHK山形ラジオ信所|山形]]・[[NHK甲府信所|甲府]]・[[NHK富竹ラジオ長野放送|長野]]・[[NHK富山県内中波放送放送所|富山]]・[[NHK福井AMラジオ信所|福井]]・[[NHK縄ラジオ放送|高松]]・[[NHK平原ラジオ大分放送|大分]]・[[NHK長崎ラジオ放送|長崎]]・[[NHK宮崎ラジオ放送|宮崎]]:第1放送:5kW 第2放送:1kWなど)、もしくはその逆(例:東京:第1放送:300kW 第2放送:500kW、秋田・熊本:第1放送:10kW 第2放送:500kWなど)のケースがある。また、大阪第2放送のカバー下にある京都・[[NHK徳島放送局|徳島]]と、熊本第2放送のカバー下にある[[NHK佐賀放送局|佐賀]]にはそれぞれ第1放送しかなく第2放送が存在しない。このような体制になっている理由は「海外からの電波との[[混信]]があるため」「大災害が起きた場合、上記4局と大阪局の5局で全国に電波を届けるため」といった理由がある。
* ところが、[[2011年]][[3月11日]]に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の影響に於ける電力不足事情を受け、同年[[3月19日]] - [[9月22日]]に於いて東京([[東京電力]]管内)、同年[[7月1日]] - [[9月9日]](土・日除く)に於いては秋田([[東北電力]]管内)で、昼間を中心とする一部の時間帯で[[空中線電力|出力]]を定格の500kWから250kWに[[減力放送|減力した放送]]を実施していた<ref>ただし、夜間は海外からの電波との混信があるため、サービスエリア内で放送が聞きやすくなるように定格の500kWで放送していた。</ref><ref>東京では同年3月19日より毎日10時 - 16時の間、定格の500kWから250kWにした減力放送を開始し、([http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/110318-001.html NHK報道資料 菖蒲久喜ラジオ放送所・ラジオ第2放送 減力放送について])更に同年7月1日からは時間が拡大し、東京及び秋田で平日8時50分 - 20時10分の間減力放送を実施し、東京では土・日の10時 - 16時も同様の減力放送が実施されていた([http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/otherpress/110630.html NHK報道資料 菖蒲久喜ラジオ放送所と秋田大潟ラジオ放送所での第2放送減力放送について])。</ref>。