「武装」の版間の差分
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'''武装'''(ぶそう)
== 武装化 ==
=== 個人の武装 ===
[[兵士]]や[[警察官]]など
あらゆる状況を想定して必要となる装備を持ち運べるだけ装備することを'''完全武装'''と呼ぶ。しかし、この言葉は[[国語辞典]]には載っていないことも多く<ref>{{cite book|title=明鏡国語辞典|author=北原保雄|publisher=大修館書店|accessdate=2008年8月1日}}</ref><ref>{{cite book|title=デジタル大辞泉|publisher=小学館|accessdate=2008年8月1日}}</ref><ref>{{cite book|title=大辞林|edition=第二版|author=松村明・三省堂編修所|publisher=三省堂|accessdate=2008年8月1日}}</ref>、[[和英辞典]]では掲載されているなどの差異があり、完全武装という言葉は[[英語]]の
=== 国家の武装 ===
[[国家]]の場合は、[[軍事力]]を持つことを
国家においての[[軍事]]的な武力は、各国の経済力と比例することが多い。しかし、一部の[[開発途上国|後進国]]では、自国の経済力に匹敵する武力を持つ例もある。これは、国内の[[福祉]]、[[教育]]、[[医療]]面などに使われるべき資金を、深刻なレベルにまで軍事力へ注ぎ込んだ結果である。傾向としては、[[クーデター]]後に建国された国家、
=== 車両・航空機・船舶の武装 ===
時代が下ってくると、[[人間]]の武装の延長として[[車両]]、[[航空機]]、[[船|船舶]]などに対して武装を施すようになってきた。武装を施した時点で、それは乗用の機械ではなく[[兵器]]となる。そのような[[自動車]]は総称として[[軍用車両]]と呼ばれ、[[機関銃]]や[[大砲]]、[[ミサイル]]で武装し、用途に応じて[[戦車]]や[[装甲車]]などと呼ばれる。武装した[[航空機]]は総称として[[軍用機]]と呼ばれ、[[機関砲]]をはじめ、ミサイルや[[爆弾]]などで武装している。
=== 一般の武装 ===
一般においての武装については、[[日本]]国内では[[銃砲刀剣類所持等取締法|銃刀法]]、並びに[[凶器準備集合罪・凶器準備結集罪|凶器準備集合罪]]に基づき、個人
== 非武装化 ==
武装とは逆に、武装を取り除くことを'''非武装化'''と言い、武装していない状態を'''非武装'''と言う。特に、[[戦闘]]中に[[降伏]]し[[捕虜]]になった者、また、戦闘に敗北した[[軍隊]]から[[武器]]を強制的に取り上げることを'''武装解除'''と言う。個人の場合はともかく、軍隊や[[テロリズム|テロリスト]]集団などの組織の場合は武装解除が適切に行われないと、再武装されてしまって戦闘が再び始まってしまうことになる。
[[車両]]、[[航空機]]、[[船|船舶]]の非武装化は、武器を取り外したり、使用できないように[[破壊]]することによって行われる。[[人間]]の場合は武装を取り去れば普通の人間であるが、もともと兵器として作られたこれらの機械は武装を取り払った時点で通常の乗用機械とはなれないことがほとんどである。また、[[ミサイル]]の場合は、ミサイルが兵器たる部分である[[弾頭]]を取り外して再度装備することができないようにすることで非武装化とされ、非武装化されたミサイルは標的などの用途に転用される。
また、武装・非武装の区別は上記のような人間、国家、機器のほかに特定の場所に対しても用いられ、[[平和条約]]・[[休戦協定]]などによって設けられる、[[軍事]]活動が許されない地域を[[非武装地帯]]と呼ぶ。
== 武装に関する用語 ==
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* [[非武装地帯]]
* [[武装中立同盟]]
=== その他 ===
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* [[武装すり団]]
* [[武装闘争]]
* [[理論武装]] - 実際の[[武器]]で武装するのではなく、自己を正当化する論理をあらかじめ用意しておくこと。▼
▲* [[理論武装]] - 実際の武器で武装するのではなく、自己を正当化する論理をあらかじめ用意しておくこと。
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[
* [[再軍備]]
* [[軍事政権]]
* [[火器]]
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