「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の版間の差分

: 北天騎士団の士官候補生だったものの、典型的な箱入りだったために貴族と平民の確執を始めとする現実の厳しさや、ベオルブ家の子としての責任に対する認識が甘いところが散見された。しかしティータが作戦のためにあっさりと切り捨てられた事を見て価値観が崩壊。現実逃避し、名前母方の姓であるルグリアを捨てて名乗り、傭兵に身を落としていた。だがティータのように利用されるままのオヴェリアを見て、自らの正義を貫くため再び「ベオルブ」の名を掲げる。

: イヴァリースの先代国王と側室との間に生まれた王女。第一・第二王子を亡くしたオムドリアIII世と王妃ルーヴェリアとの間のに養女として迎えられたものの、すぐにオリナス王子が誕生したため、修道院に送られた。自覚アルマとはな同じ修道院で生活した仲であり、彼女から草笛を教わっていがた。物語の冒頭でディリータによってオーボンヌ修道院から誘拐された。その後、監禁されていた場所で、神殿騎士ヴォルマルフの台詞によればとドラクロワ枢機卿から、既に死亡した本物のオヴェリアの身代わりとすべくして、元老院が用意した影武者だであったことを告げられ、自身の出自に打ちひしがれる。常に何者かに利用され続ける運命に翻弄される中、「オヴェリアを守り、オヴェリアのための王国を作る」と誓ったディリータに惹かれるが、裏切りを重ねて成り上がっていく彼を次第に信じ切れなくなっていく。獅子戦争の終戦後に正式な王女として即位し、ディリータと結婚することで約束は果たされたが、後に彼が親友である筈のラムザをも利用していたことを知ったことでいずれ自分も裏切られるのではないかという恐怖が頂点に達し、エンディングで誕生日の花束を持ってきたディリータを刺し、そのディリータの反撃を受けてナイフで刺され倒れた。専用ジョブは「プリンセス」。