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[[1984年]]に発表した「宮城県石巻市における地域紙興亡略史 : 地域紙の役割変化を中心に」<ref name=p1984 />で、日本の[[マスメディア]]研究で従来看過されて来た地域[[日刊紙]]の歴史的実態について宮城県[[石巻市]]の地元日刊新聞2、3紙をおもな対象として具体的に考察し、「本稿で論じた地域紙の例に限らず、どのような性格の媒体が成功するかは、いつの時代でも読者ニーズの所在と諸媒体間の関係によって決するもの」と論を結んだ。[[2001年]]の「地域の情報化から,地域の再構成へ」<ref name=p2001 />では、[[インターネット]]の登場以後情報化によって変容して来た社会や人間関係などについて従来の議論で見過ごされがちだった視点、すなわち地方からの視線で地方の事情を見たときに浮かび上がる問題点に着目した。[[2009年]]に発表された「19世紀末英国のトルストイ的アナキズムの実践地「ホワイトウェイ・コロニー(Whiteway Colony)」の歴史と現在の景観」<ref name=p2009 />では、[[ロシア]]の文豪[[トルストイ]]晩年の[[ロシア正教]]から離れ[[ナザレのイエス|イエス]]の教えそのものに従うことを徹底することで[[トルストイ主義]]と呼ばれ世界に大きな影響を与え、その一端は日本の文学グループ[[白樺派]]までに及んだ思想の、後世への知られざる一支流に注目し、その歴史を振り返り、現地を訪れその現在の様子を報告した。
 
山田は幼少期からクラシック音楽を聞いて育た<ref name=cla />。これは音楽家としての活動があった父<ref name=fath />の教育方針による。研究者としては取得学位とは別にその音楽への関心から音楽に関する講義もする。ポピュラー音楽に関する学術論文もある<ref name=komu />。ときにはマスメディアから取材を受けることもある<ref name=pops />。歌手[[バートン・クレーン]]のCDが復刻販売されたことについては、自身がクレーンについての論文を発表したことがきっかけであると主張している<ref name=wase />。
 
講師や助教授として勤務した松商学園短期大学では「[[マーケティング]]」を講じている<ref name=faq />。さらに助教授や教授を務めている東京経済大学では「[[コミュニケーション論|コミュニケーション論入門]]」の講義を担当する<ref name=comu />など、研究上の専攻以外の分野についても教育者としての実績がある。なお本来の研究分野である地理学の教員としては2007年に教授公募に応じたものの不採用に終った<ref name=yamada2007 />。
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==== 翻訳 ====
* ジャクリン・バージェス、ジョン・R・ゴールド編著、[[竹内啓一]]監訳『メディア空間文化論――メディアと大衆文化の地理学』[[古今書院]]、[[1992年]]。ISBN 4772214380
 
=== 論文 ===
==== 単独執筆 ====
* 山田晴通「四国における新聞配布――昭和57年度地理科学学会例会・中四国都市学会大会・香川地理学会例会合同研究会発表要旨」『地理科学』38巻1号、[[地理科学学会]]、[[1983年]][[1月]]、49頁。ISSN 02864886
* 山田晴通「中国地方における新聞配布――昭和57年度地理科学学会大会発表要旨」『地理科学』38巻1号、地理科学学会、1983年1月、51-52頁。ISSN 02864886
* 山田晴通「宮城県石巻市における地域紙興亡略史 : 地域紙の役割変化を中心に」『新聞学評論』33号、[[日本マス・コミュニケーション学会]]、[[1984年]][[6月1日]]、215-229頁。ISSN 04886550
* 山田晴通「東北地方における日刊地域紙の立地」『東北地理』37巻2号、[[東北地理学会]]、[[1985年]]、95-111頁。ISSN 03872777
* 山田晴通「地理学におけるメディア研究の現段階――『情報の地理学』構築のために」『地理学評論. Ser.A』59巻2号、[[日本地理学会]]、[[1986年]][[2月]]、67-84頁。ISSN 00167444
* 山田晴通「CATV自主放送のル-ツ――郡上八幡テレビの3年を支えたもの」『総合ジャ-ナリズム研究』25巻1号、東京社、[[1988年]]、44-53頁。ISSN 0387334X
* 山田晴通「日刊地域紙を概観する――経営的変化の素描」『新聞研究』443号、[[日本新聞協会]]、1988年[[6月]]、48-54頁。ISSN 02880652
* 山田晴通「汝の敵を知れ――戦時下のナショナル・ジオグラフィックマガジンが描いた『敵国』日本」『地理』33巻8号、[[古今書院]]、1988年[[8月]]、110-116頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「『村のニュ-メディア』農村型CATV」『地理』33巻11号、古今書院、1988年[[11月]]、40-48頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「JCTVの事業展開と経営的成功の背景」『新聞学評論』38号、日本マス・コミュニケーション学会、[[1989年]][[4月30日]]、138-151、271-272頁。ISSN 04886550
* 山田晴通「地域メディアの選挙報道」『新聞研究』479号、日本新聞協会、[[1991年]][[6月]]、14-16頁。ISSN 02880652
* 山田晴通「田舎と都会の間、あるいは、『あの日の僕をさがして』をみて」『地理』37巻9号、古今書院、[[1992年]][[9月]]、32-38頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「地理学におけるエスニシティ研究によせて、あるいは、板前は包丁を研ぐ」『地理』38巻8号、古今書院、[[1993年]][[8月]]、80-85頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「阪神大震災――その翌日」『地理』40巻3号、古今書院、[[1995年]][[3月]]、3頁、16-20頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「論文翻訳ノススメ」『地理科学』50巻1号、地理科学学会、1995年[[7月1日]]、65頁。ISSN 02864886
* 山田晴通「地域情報化1」『地理』40巻10号、古今書院、1995年[[10月]]、75-79頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「地域情報化2」『地理』40巻11号、古今書院、1995年[[11月]]、84-89頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「地域情報化3」『地理』40巻12号、古今書院、1995年[[12月]]、94-97頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「カルチュラル・スタディーズをどうとらえるか」『地理』41巻12号、古今書院、[[1996年]][[12月]]、38-45頁。ISSN 05779308
* 山田晴通「地域」『マス・コミュニケーション研究』50号、日本マス・コミュニケーション学会、[[1997年]][[1月31日]]、16-23、237頁。ISSN 13411306
 
==== 翻訳 ====