「国家総力戦」の版間の差分

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[[第一次世界大戦]]では未だ陸兵が軍事力の主な源泉であった。しかし[[機関銃]]を備えた強固な野戦築城と、国内の物資・人員輸送における鉄道の効果によって、防御側が圧倒的に優位な状況になり、必然的に[[持久戦]]へと発展した。そうした戦局打開のため、戦場以外において、大量に必要となった兵器・弾薬の生産や補給にかかわる産業施設、人員や物資の輸送にかかわる鉄道やトンネル、一般船舶などが次第に攻撃対象となっていった。
 
防御側優位の戦況、弾幕射撃と[[塹壕戦]]という新しい戦術、主戦場以外での攻撃の結果、第一次世界大戦においては、これまで一つの会戦で消耗するような膨大な資源・兵員がまたたく間に消費されるような状況が出現した。その結果として
 
* 弾薬・燃料の消費量の増大