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韓国における科学技術研究の中心的役割を担う国立大学のひとつ。[[大田広域市]]の本部の他に分院もある。旧称は'''韓国科学技術院'''(かんこくかがくぎじゅついん)。
 
KAISTの歴史は韓国の工業化を推進する高度な能力を有する科学者、エンジニアに対する大きな需要があった1970年代初頭に始まった。韓国政府は人材育成と科学技術の発展を促進させる主導的役割を果たす研究機関の設立を計画した。そのような科学技術教育を重要視する先見性が、1971年、韓国初の政府援助による、科学技術分野のみを専門とする大学院であるKorea Advanced Institute of Science (KAIS) の設立という形で実現した。KAISはその後10年間で着実に業績を伸ばし、1981年、Korea Institute of Science and Technology(KIST)と統合され、韓国科学技術院(KAIST)となった。1989年にKISTとKAISは再び分割され、KAISはその後、韓国科学技術大学(Korea Institute of Technology, KIT) と統合した。KAISTは現在、世界の主要な研究本位の大学の一つとなることを目指している。学内的にも学外的にもKAISTは目標を達成するために最適な位置付けとなっている。マクロレベルでは、KAISTは、[[未来創造科学部]](旧科学技術)の傘下機関として位置づけられ、財政面のみならず教育、研究開発面でも優遇を受けている。大学自体では、様々な学部、プログラム、研究室、研究センターの相互の連結性が、幅広いカリキュラムを学生に提供することを可能にしている。伝統的な学科の区別に関わりなく、KAISTの目標とするところは、世界の現実に根ざした、分かりやすい教育を提供することである。
 
イギリスの国際高等教育情報機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)によるアジア大学評価ランキングでは、2014年調査で2位。(1位はシンガポール国立大。日本で最上位は10位の東京大学。)<ref>[http://www.topuniversities.com/universities/kaist-korea-advanced-institute-science-technology/undergrad QS University Rankings: Asia 2014 ]</ref>。