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'''株式会社タマス'''は、世界有数の[[卓球]]用品総合メーカー。会社及び商品のブランド名は'''BUTTERFLY(バタフライ)'''。
ブランド名の「バタフライ」は、「選手を花にたとえるならば、 私たちはその花に仕える蝶でありたい」という信条をシンボライズしている。また、創業者の田舛彦介が残した「創業のこころ/卓球という小さな井戸を深く掘り続ける」という言葉が一般企業でいう社訓にあたる。
== 概要 ==
創業者は、卓球の全日本チャンピオン(混合
現在、バタフライブランドは世界100か国以上に普及し、オリンピックや世界卓球に出場する選手の半数以上が使用する。また、他メーカーに先駆けてハイテンション・ラバーを開発。1997年7月に世界初のハイテンション・ラバー「ブライス」を発売した。2008年に発売した「テナジー・05」をはじめとする「テナジー・シリーズ」は、トップクラスの選手に高いシェアを保っている。
== 沿革 ==
* [[1946年]] - 田舛彦介が山口県柳井町で「タマス運動具店」を開業。
* [[1949年]] - 「バターフライ印」のラバーとラケットを発売。
* [[1950年]] - 株式会社タマスを設立。創業者の父である田舛義一が初代社長を務め、田舛彦介は専務に就任。
* [[1957年]] - 卓球専門誌[[「卓球レポート」]]を創刊。創刊時の名称は「バターフライ・レポート」で、翌年に卓球レポートに改称。
* [[1959年]] - 田舛義一が会長となり、田舛彦介が社長に就任。
* [[1967年]] - 高弾性高摩擦裏ソフトラバー「スレイバー」を発売。
* [[1976年]] - 粘着性高摩擦裏ソフトラバー「タキネス」を発売。
* [[1978年]] - タムカ5000シリーズ(カーボン)発売。
* [[1983年]] - バタフライ卓球道場が完成。
* [[1997年]] - 世界初のハイテンション・ラバー「ブライス」を発売。
* [[2008年]] - スプリング・スポンジを搭載したハイテンション・ラバー「テナジー」シリーズを発売。
== 代表的なラバー ==
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: 粒高ラバーのシリーズ。1985年に発売されたフェイント・ロングシリーズはルール変更に伴って規格を変更したフェイント・ロングIIや変化幅を広げたフェイント・ロングIIIがある。トップ選手向けの特注スポンジとして人気のあった超ゴクウスを定番化した。また、フェイント・OXなどの粒高1枚ラバーも用意されている。2007年にはハイテンション技術を搭載したフェイント・AGが発売された。
; ブライスシリーズ
: 世界初のハイテンション・ラバーとして1997年に発売されたブライスは、その後の卓球ラバーの方向性を大きく変えたラバーとなった。後にスポンジ硬度が異なるブライス・FX
; テナジーシリーズ
: ブライスに次いでバタフライが開発したハイテンション・ラバー。数字はシートの開発コード番号が由来となっている。最大の特長はスプリング・スポンジで、大きな気泡を
== 代表的なラケット ==
選手向けラケットのほとんどが製品が日本製。カーボンと他の素材を複合(交織)させた特殊素材を搭載したモデルが多数ラインナップされており、現在では主流となっている。
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: 同社の契約選手で世界チャンピオン/オリンピック金メダルの張継科(中国)がプロデュースしたシリーズ。
: それまでは上板(表面の板)の下に搭載されていた特殊素材を、添え芯(2枚目の板)と中板(真ん中の板)で挟んで配置。特殊素材の高い弾みと木製のソフトな打球感を得られるのが特長。▼
; ティモボルシリーズ
: 同社の契約選手でヨーロッパチャンピオンのティモ・ボル(ドイツ)がプロデュースしたシリーズ
; トップ選手モデル
: 全日本チャンピオンの水谷隼や福原愛らトップ選手がプロデュースしたラケットが多数発売されている。
; インナーフォース・レイヤーシリーズ
▲: それまでは上板(表面の板)の下に搭載されていた特殊素材を、添え芯(2枚目の板)と中板(真ん中の板)で挟んで配置。特殊素材の高い弾みと木製のソフトな打球感を得られるのが特長。
; ディフェンスシリーズ
: カット主戦型向けラケットのシリーズ。 ブレードの大きさや反発力を変えながら、様々なモデルを発売している。
; サイプレスシリーズ
: ペンラケットの木曽檜単板シリーズ 。
== 関連会社 ==
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