「技術・家庭」の版間の差分

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[[衣食住]]などに関する実践的・体験的な学習活動を通して、[[生活]]の自立に必要な基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに、家庭の機能について理解を深め、これからの生活を展望して、課題をもって生活をよりよくしようとする能力と態度を育てる。
 
== 内容と時間数 ==
{| class="wikitable"
平成20年3月28日に改訂された新学習指導要領では、技術・家庭の内容は下記の通りである<ref>[http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/gika.htm 中学校学習指導要領−第2章:各教科−第8節:技術・家庭]、2013年1月22日閲覧、[[文部科学省]]。</ref>。
*|+ 技術・家庭科の各分野の内容と時間数の変遷
! 改訂年度 !! 技術分野 !! 家庭分野 !! 男女別 !! 時間数
** A 材料と加工に関する技術
|-
*** 生活や産業の中で利用されている技術
! 1958年
*** 材料と加工法
| 設計・製図、木材加工、金属加工、栽培、機械、電気、総合実習|| 設計・製図、家庭工作、家庭機械、調理、被服制作、保育 || 男女別 || 各315時間
*** 材料と加工に関する技術を利用した製作品の設計・製作
|-
** B エネルギー変換に関する技術
! 1969年
*** エネルギー変換機器の仕組みと保守点検
| 製図、木工、金工、機械、電気、栽培、総合実習|| 被服、食物、住居、保育、家庭機械、家庭電気 || 男女別 || 各315時間
*** エネルギー変換に関する技術を利用した製作品の設計・製作
|-
** C 生物育成に関する技術
! 1977年
*** 生物の生育環境と育成技術
| 木工、金工、機械、電気、栽培|| 被服、食物、住居、保育 || 男女別 || 各245時間
*** 生物育成に関する技術を利用した栽培又は飼育
|-
** D 情報に関する技術
! 1998年
*** 情報通信ネットワークと情報モラル
| 技術とものづくり、情報とコンピュータ|| 生活の自立と衣食住、家族と家庭生活 || 一部男女共通 || 各105時間
*** ディジタル作品の設計・製作
|-
*** プログラムによる計測・制御
! 2008年
* 家庭分野
| 材料と加工に関する技術、エネルギー変換に関する技術、生物育成に関する技術、情報に関する技術|| 家族・家庭と子供の成長、食生活と自立、衣生活・住生活と自立、身近な消費生活と環境 || 男女共通 || 各88時間
** A 家族・家庭と子どもの成長
|-
*** 自分の成長と家族
|}
*** 家庭と家族関係
*** 幼児の生活と家族
** B 食生活と自立
*** 中学生の食生活と栄養
*** 日常食の献立と食品の選び方
*** 日常食の調理と地域の食文化
** C 衣生活・住生活と自立
*** 衣服の選択と手入れ
*** 住居の機能と住まい方
*** 衣生活、住生活などの生活の工夫
** D 身近な消費生活と環境
*** 家庭生活と消費
*** 家庭生活と環境
 
== 時間数 ==
[[学校教育法施行規則]]によれば、'''技術・家庭'''には第1学年と第2学年で各70時間(週2時間)、第3学年で35時間(週1時間)を充てることになっている<ref>[http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F03501000011.html 学校教育法施行規則]、2006年3月31日、[[文部科学省]]</ref>。しかしながら実際には、配当される時間数を「技術」と「家庭」で折半するため、それぞれの「分野」の授業に充てる時間数は、上記の2分の1になる(第1学年と第2学年は、各35時間(週1時間ずつ)。第3学年は、各17.5時間(週0.5時間))。
 
== 関連項目 ==