「トビケラ」の版間の差分

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もっとも一般的なのは、落葉や砂粒・礫などを綴り合わせて作られる鞘状や筒状の巣で、携帯巣(けいたいそう)、筒巣(とうそう)あるいはケーシング(casing)と呼ばれる。体がぴったり入る大きさで、前方から頭胸部を出して移動したり採餌したりするもので、言わば水中の[[ミノムシ]]状態である。水中の植物質を餌とするものが多く、礫で巣を造る[[ニンギョウトビケラ]]などが有名である。
 
これに対して、[[シマトビケラ]]や[[ヒゲナガカワトビケラ]]など「[[造網性]]」と呼ばれる種類の作る巣は、渓流などの石に固定されており、その一部に糸による網が作られ、ここにひっかかった流下微粒子を食べる。
 
これらに対して、例外的なのがナガレトビケラ科で、巣を作らない。幼虫は裸で水中を移動し、他の水生昆虫を餌とする。