「あんどーなつ」の版間の差分

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== 作品概要 ==
[[パティシエ]]を目指していた安藤奈津(あんどう なつ)は、[[銀座]]の菓子店「獅子屋」の採用面接を受けに行ったが不採用となり、帰る途中ふとしたことで老舗和菓子店「満月堂」の和菓子職人の梅吉たちと出会い[[#原作との相違点|[注]]]、それをきっかけに和菓子の世界に魅せられ、一人前の和菓子職人を目指すことになる。奈津が満月堂で働き始めた時期は明らかにされていないが、3話で梅吉が「夏過ぎの今の時期は~」と語っている事、7話でクリスマスケーキを作るゆりえと再会する事、たみが亡くなった時には満月堂に来てまだ一年経っていない事から6~7月頃と推測できる。しかしその後、奈津が満月堂に来る2か月前に亡くなった周平の命日が10月19日である事が明らかになっており、それに従うと奈津が来たのは12月になる。
 
本作品では和菓子のことや奈津と彼女を取り巻く人々のドラマ、作品の舞台となる[[浅草]]、奈津の出身地である[[福井]]の風情だけでなく、職人として姿勢についても語られている。また、和菓子だけでなく着物や仏教などの日本文化、和菓子の意匠になる植物の解説もたびたび出てくる。
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;安藤奈津(あんどう なつ)[[#登場人物(ドラマ)|[演]]]
:本作品の主人公。年齢は20歳。
:[[福井県]]出身である。ロイヤル専門学校洋菓子科を卒業し、パティシエを目指していたが、ひょんなことから「満月堂」にて和菓子職人を目指すことになる。当初はパティシエの仕事が見つかるまでのアルバイトという約束で働き始める。しかし和菓子の素晴らしさや満月堂を愛する常連客の気持ちに触れ、和菓子職人になる事を決め正式採用してもらう(4話)
:真面目で明るい性格の持ち主。洋菓子専門学校での成績も優秀である。母親は奈津を産んですぐに亡くなり、福井に住む父親の祖父母に育てられる。祖父は5歳の時に亡くなったため、ほとんど祖母と二人暮らしだった。パティシエを目指したきっかけは、幼い頃に海外出張でなかなか会えなかった父が誕生日には大きなケーキを買ってきてくれて美味しそうに食べている姿を見て、いつかケーキ屋になって自分の作ったケーキを父に食べさせようと誓ったため。奈津が専門学校を卒業する直前に事故死したため願いは叶わなかった。その後一年も経たずに祖母のたみも逝去し、身内は父の妹の美都里だけである。
:初めての[[餡]]の拵えに失敗したときには失敗した餡を詫びながら食べるほど、食材に対する愛情を持っている。住み込みを税込の類似語と思ったり、糯米の品種「黄金餅」を小金持ちと勘違いするなどそそっかしいが、初めて[[茶道]]の先生に会ったときに茶道の心得がないにもかかわらず先生を感心させるほどの気配りが出来ているなど、しっかりしたところもある。
:大切なお茶会で気合の入りすぎが仇になり大失敗をしてしまった際には、満月堂と一ツ橋流の体面を守るために自ら解雇を申し出て失踪、美都里の元に身を寄せる。
<div id = "安田梅吉(原作)"></div>
;安田梅吉(やすだ うめきち)[[#登場人物(ドラマ)|[演]]]
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:祖父のツテを頼って満月堂に弟子入りしたアメリカ人。祖母が日本人であった事から日本に興味を持ち、大学では日本文化を学ぶ。一般の日本人より日本文化に詳しく、日本語や箸の使い方も上手い。奈津と鈴々軒に手伝いに行った際に工芸和菓子の美しさに魅了され、満月堂を辞め鈴々軒に移る。
;月岡周平(つきおか しゅうへい)※
:光子の夫で若旦那。東都農大食品学部卒業。梅吉と竹蔵曰く「和菓子職人になるために生まれてきたような美しい心と手の持ち主」。第1話の2か月前、10月19日に交通事故で逝去。
;月岡才太郎(つきおか さいたろう)※
:周平の祖父で先々代の旦那。
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:満月堂の面々からは年金暮らしの好々爺と思われているが、実は日本最大の商社・大住物産(奈津の父である達彦が働いていた会社)の会長で、自分の後継者と目をかけていた達彦が海外出張中に事故死したため、奈津の事を何かと気に掛けて時々昼食をご馳走する。後に奈津の祖父であることを知る。
;吉田
:喜八郎の運転手。奈津が達彦の娘である事は喜八郎から聞いており、たみが危篤になった際は奈津を福井まで送る。その際に美都里が奈津を非常に可愛がっているのを見たため、奈津が失踪した際には美都里が嘘をついて奈津を匿っていると気づいたは彼あるはないかと疑う
;成瀬
:喜八郎の秘書。