「儀礼称号」の版間の差分

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[[イギリス]]の[[貴族]]において正式な貴族(peer:有爵者)は当主一人であるが、その家族も身分に従った儀礼的な称号(courtesy title)で呼称される。伯爵(Earl)以上の貴族で、従たる爵位(subsidiary titles)を有する場合、その長男やさらにその長男は当主の主たる爵位以外のいずれかの爵位を(当該爵位の保有者であることを示す定冠詞(the)を除外した形で)名乗ることができる(例えばノフォーク公爵(the Duke of Norfolk)はアランデル伯爵(the Earl of Arundel)でもあるため、その長男はアランデル伯爵(Earl of Arundel)を名乗る)。それ以外の子女や子爵以下の貴族の全ての子女は、当主の身分に準じて[[卿#イギリス|ロード]](Lord)、[[レディ]](Lady)、[[オナラブル]](Honourable)の敬称が許される。
 
{{要出典範囲|date=2015年3月|あくまで儀礼称号は特定の爵位、またはそれに関連する敬称を称することを許されたに過ぎず、法的には身分は平民(Commoner)である。}}なお、有爵者たる貴族の夫人は、夫の爵位の女性形(自身の権利において爵位を有する場合と同じ称号。例えば、伯爵夫人の場合は女伯爵と同じcountess。)を(正式な場合には夫の氏名とともに)名乗るが、これは儀礼称号とはされない。
 
==その他==