「IBMのディスク記憶装置」の版間の差分

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いくつかの改善されたモデルが[[1950年代]]に追加された。 IBM 350を搭載したIBM RAMAC 305システムは月額3,200[[ドル]]でリースされた。350は[[1969年]]には公式に販売停止となった。
 
350のキャビネット(筐体)は、長さ60インチ(152cm)(152[[センチメートル|cm]])、高さ68インチ(172cm)、奥行き29インチ(74cm)だった。 IBMは、その製品がすべて標準29.5インチ(75cm)の戸口を通り抜けなければならないという厳しいルールを持っていた。350の[[磁気ディスク|磁気ディスク(プラッタ)]]は水平にマウントされたので、このルールにより搭載されるディスクの最大直径が決定された。
 
カリー・マンス(IBMのディスク部門を買収した[[日立グローバルストレージテクノロジーズ]]の副社長)は、[[ウォール・ストリート・ジャーナル]]のインタビュー<ref>Lee Gomes, "Talking Tech" ''The Wall Street Journal'', August 22, 2006 </ref>において、「RAMACユニットは1[[トン]]以上の重量があり、フォークリフトで動かされなければならなく、大きな貨物機によって運ばれた。 ドライブの記憶容量は5メガバイトを越えて増強されたかもしれないが、IBMの営業部はより大きなキャパシティーのドライブを搭載した製品に反対した。」と述べた。
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== IBM 1405 ==
'''IBM 1405ディスク記憶装置'''(― きおくそうち IBM 1405 Disk Storage Unit)は、[[1961年]]までに発表され、中規模のビジネスコンピュータである[[IBM 1401]]シリーズ用に設計された。1405は単一のモジュール上で1000万文字を記憶した<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_1405.html IBM 1405 disk storage]</ref> 。それぞれのモジュールは25の大きなディスクを持ち、記録面は50であった。ディスクは1200rpmで回転した。モデル1は1つのモジュール、モデル2は2つのモジュールを持ち、垂直に積み重ねられた。それぞれの記録面は、200トラックと、トラック当たり5セクターだった。データは秒当たり22,500ワード/秒で読み書きされた。単一のアームが、内側や外側に、そして上に下に移動した。アクセスタイムは100から800msの範囲であった(モデル2)。
 
== IBM 7300 ==
'''IBM 7300ディスク装置'''(―そうち、IBM 7300 Disk Storage Unit)は、[[IBM 7070]]を使用するために設計された装置。[[1959年]]にモデル2を発表した。
 
IBM 7300には、IBM 350やIBM 355、IBM 1405と同じ技術が用いられている。
 
== IBM 1301 ==
'''IBM 1301ディスク記憶装置'''(IBM(―きおくそうち、IBM 1301 Disk Storage Unit)は、[[1961年]][[6月2日]]に発表された[[IBM 700/7000 series|IBM 7000シリーズ]]・[[メインフレーム]]・コンピュータおよび[[IBM 1400#IBM 1410|IBM 1410]]用に設計された。単一のモジュール(1410を備えた2500万)上には1301億2800万の文字が格納できた。モジュールはそれぞれ1つの表面当たり250のトラックと共に、20枚の大きなディスクおよび40の記録する表面を持っていた。 1301のモデル1には1つのモジュールがあり、垂直に積み重ねられ、モデル2には2つのモジュールがあった。 ディスクは1800rpmで回転し、データは9万ワード/秒で転送された。
 
IBM 350およびIBM 1405の主な進歩は、すべてのアームと一緒にそれぞれの記録面の上を外側や内側へ移動する、大きな櫛のようなそれぞれのアームおよびヘッドの使用だった。 これは、アームが1枚のディスクからヘッドを引っぱり出し、そして新しいディスクを上へ、あるいはあるディスクまで移動するための所要時間を削減した。さらに、新しい設計で、ヘッドがディスクの外部の端にとどまっていることなく、ディスクの中間地点で待機することで、目的のトラックへのアクセスは更に速くなった。最大アクセスタイムは180msに短縮された。
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== IBM 1302 ==
'''IBM 1302ディスク記憶装置'''(IBM(―きおくそうち、IBM 1302 Disk Storage Unit)は、[[1963年]]9月に発表された。その容量は1301と比較して4倍に改善され、モジュール当たり1億1700万の6ビット文字まで記憶できた。平均アクセス時間は165msで、18万字/秒と1301の2倍以上の速度でデータを転送できた。2番目のアームが、250のトラックの別のグループにアクセスした。1301でのように、キャパシティーの2倍を備えたモデル2があった。IBM 1302モデル1の費用は、月額リースは5,600ドル、または252,000ドルでの購入だった。 モデル2の価格は、月額リースは7,900ドル、または355,500ドルでの購入だった。 [[IBM 7631]]コントローラーの追加費用は、月額リースは1,185ドル、または56,000ドルでの購入だった。1302は[[1965年]]2月に販売終了となった。
 
== IBM 1311 ==
[[ファイル:BRL64-IBM 1311 DiskDrives.jpg|thumb|IBM 1311ディスクドライブ-モデル2(スレーブ)とモデル3(マスター)]]
'''IBM 1311ディスク記憶装置'''(IBM(―きおくそうち、IBM 1311 Disk Storage Unit)は、[[1962年]][[10月11日]]に発表され、いくつかの中規模な商用および科学計算機用のコンピュータ向けに設計された。1311は、トップローディング方式の[[洗濯機]]のサイズおよび形だった。また、格納された200万文字は、リムーバブルなIBM 1316ディスク上で<ref>[http://www.bitsavers.org/pdf/ibm/14xx/A26-5991-0_1311diskDrive.pdf IBM 1311 Disk Storage Drive] (PDF)</ref>パックだった。 ディスク・パックはそれぞれ高さ4インチ(100mm)、重さ10[[ポンド (質量)|ポンド]](4.5kg)で、10の記録する表面を産出して、6枚、14インチ(360mm)の直径ディスクを含んでいた。10の個々のR/Wヘッドは、移動された共通のアクチュエーターに、水力で機械的にマウントされ、読み取りの前に希望のトラックで停止され、書き生た。 ディスクは1500rpmで回転した。 記録する表面はそれぞれ、1つのトラック当たり20のセクターと100のトラックを持っていた。 セクターはそれぞれ100文字を格納した。 1311の7つのモデルが1960年代に導入され、1970年代初めに販売終了となった。
 
;IBM 1311ディスクドライブのモデル
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'''IBM 1316ディスク・パック'''は透明なプラスチックシェルに覆われており、使用しないときは下カバーをかぶせた。 カバー中央上部の中のハンドルは下カバーをリリースするために回転した。 その後、1311のドライブの上部と開かれたプラスチックシェルはディスクドライブの開口部に下方修正された。 ハンドルは、適切な場所にディスクをロックし、プラスチックシェルを[[リリース]]するために再び回転された。その後、どれが削除され、ドライブ・カバーを閉じたかそのプロセスはディスク・パックを削除するために逆にされた。
 
== IBM 2302 ==
'''IBM 2302'''は、[[IBMのディスク記憶装置#IBM 1302|IBM 1302]]の[[system/360]]バージョンであり、[[IBM 700/7000 series|7000シリーズ]][[コンピュータ・アーキテクチャ|アーキテクチャ]]というよりも[[System/360#直接アクセス記憶装置 (DASD)|System/360 DASD]]アーキテクチャに従ってフォーマットしている。
 
== IBM 2305 ==
'''IBM 2305直接アクセス記憶装置'''(ちょくせつあくせつきおくそうち、IBM 2305 Direct Access Storage Facility)は、当初、[[IBM 2880]]ブロックマルチプレクサチャンネルを用いてSystem360/モデル85とSystem360/モデル195に接続するために[[1970年]]に発表された[[ハードディスクドライブ|HDD]]<ref name="IBM2305">{{cite web|url=http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_2305.html |title=IBM Archives: IBM 2305 fixed head storage |publisher=03.ibm.com |date= |accessdate=2011-07-20}}</ref>。
 
IBM 2305モデル1は、2バイトチャンネルインターフェイスを取り付けると3MB/秒で動作し、大型のIBM 2305モデル2は、1.5MB/秒で動作する<ref name="IBM2305"/>。
IBM 2305は、IBMの大規模コンピュータに標準的な情報量を継続的なアクセスで高速に提供した。その能力及び高いデータ転送速度は、[[システム常駐]]機能や[[テンポラリファイル]]、インデックスと[[データセット (IBMメインフレーム)|データセット]]などに使用され理想的な環境を実現させた。また、応答時間も速い為、高い負荷のかかるシステムのページング装置としても利用された<ref>T. Beretvas, Performance tuning in OS/VS2 MVS, IBM SYST J., Vol. 17 No. 3, 1978, p. 290-313</ref>。
 
== IBM 2310 ==
[[File:IBM 2315 disk cartridge.agr.jpg|thumb|IBM 2315カートリッジ]]
'''IBM 2310 リムーバブル・カートリッジ装置'''(IBM(―そうち、IBM 2310 Removable Cartridge Drive)は、[[1964年]]に[[IBM 1800]]と共に発表され<ref>{{cite web|url=http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/vintage/vintage_4506VV4022.html |title=IBM Archives: IBM 1800 data acquisition and control system |publisher=03.ibm.com |date=1964-11-30 |accessdate=2011-07-20}}</ref>、[[1965年]]後半に[[IBM 1130]]と共に出荷された<ref>{{cite web|url=http://www.ibm1130.net/1130Release.html |title=IBM 1130 Press Release |publisher=Ibm1130.net |date=1965-02-11 |accessdate=2011-07-20}}</ref>。
[[IBM 2315]]カートリッジ上に51万2000文字(1,024,000バイト)を格納することができた。 単一の14インチ(360mm)の酸化物を上塗り施したアルミニウム・ディスクは、読み取り/書き込みのアームが2つのヘッドの機会を備えたプラスチックシェル中で回転した。
 
== IBM 2311 ==
[[Image:IBM 2311 memory unit.JPG|thumb|right|6個のプラッターを備えたIBM 2311 記憶装置]]
'''IBM 2311直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 2311 Direct Access Storage Facility)は、[[System/360]]シリーズを通した用途のために[[1964年]]に発表された。 さらに、それは、[[IBM 1130]]および2841のコントロール・ユニットを使用し、[[IBM 1800]]で利用可能だった。2311のメカニズムは、1311と大部分は同一だったが、記録の改良により、より高いデータ密度を実現した。 単一のユニットとして回転した6つのプラッタから成る、単一のリムーバブルなIBM 1316ディスク・パック、IBM 1311の上で使用される同じタイプ上の格納された231億1725万[[バイト (情報)|バイト]]。 記録する表面はそれぞれ200のトラックをプラスにした、不完全なトラックが発見された場合、代案として使用することができた3つのオプショントラックは平均検索時間85msで、データ転送割合は156KB156[[キロバイト|KB]]/秒だった。
 
2311は、10の個々の読み書きヘッドを移動された共通のアクチュエーターに、水力で機械的にマウントした、読み取りの前に希望のトラックで戻り止めされ、書き生じた。2311はシリンダ、トラックおよびレコードへ組織された。シリンダは、すべての表面を5つのプラッタの各々上の同じトラックを指し、レコード0はタイミングのために取っておいた。
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[[Image:DysanRemovableDiskPack.agr.jpg|thumb|保護カバーを外した状態の200 MB リムーバブル ディスクパック]]
 
'''IBM 3330直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3330 Direct Access Storage Facility)は、コード名''マーリン''と呼ばれ、[[1970年]]6月に[[System/370|IBM System 370]]および[[System/360]]モデル195用に発表された。その[[リムーバブル]]ディスクパックは、100MB(404x19x13,030バイト)であった。([[1973年]]のモデル11は、'''IBM 3336ディスク・パック'''を備え、それは200MB(808x19x13,030バイト)であった。)アクセスタイムは30msで、データ転送率は806 KB/秒だった。 3330で発表された大きな進歩は[[エラー訂正]]機能の採用で、ディスク表面の小さな欠陥に耐えられるようになったため、ドライブの信頼性がより向上し、コスト削減できるようになった。その回路は、11ビット長以内のエラー発生を修正することができた。 IBM 3330は[[1983年]]に販売終了となった。
 
== IBM 3340 ==
'''IBM 3340直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3330 Direct Access Storage Facility)は、別名''ウィンチェスター''と呼ばれ、[[1973年]]3月にIBMの[[System/370]]用に発表された。その[[リムーバブル]]ディスクパックは密閉され、ヘッドおよびアームの部品を含んでいた。挿入作業の際に外すカバーはなかった。アクセスタイムは25msで、データ転送率は885 KB885KB/秒だった。3バージョンのリムーバブルな'''IBM 3348データ・モジュール'''が販売され、1つは35MB容量、2番目は70MB容量、3番目は同じ70MB容量だがより速いアクセスのため別の固定ヘッドを持つ500KBが付属していた。3340はまた、エラー訂正機能を備えていた。3340は[[1984年]]に販売終了となった。
 
3340はKen Haughtonのリーダーシップの下、[[サンノゼ]]で開発された。初期には2つのリムーバブルな30MBのモジュールの設計に集中した。この30/30構成により、コードネームが有名な[[ウィンチェスターライフル|ウィンチェスター 30-30 ライフル]]よりとられた。<ref>{{cite web |url= http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_3340.html|title= IBM 3340 direct access storage facility|accessdate=2009-01-21 |publisher= IBM}}</ref> 後に容量は増加したが、コードネームの「ウィンチェスター」は通称として残った。
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== IBM 3350 ==
'''IBM 3350直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3350 Direct Access Storage Facility)は、別名''マドリッド''と呼ばれ、[[1975年]]にIBMの[[System/370]]用に発表された。その非リムーバブル・ディスク・パックは、ヘッドおよびアームアセンブリーを含め、密閉されていた。3350のディスク設計は、トラック当たり555シリンダー、30ヘッド、19069バイトであり、ヘッド・ディスク・アセンブリ(HAD)では317,498,850バイトの記憶容量を実現した。ディスク・ユニットは、A2、A2F、B2、B2F、C2およびC2Fと識別された。それぞれのユニットは2つのHDAを含み、それらは「ストリング」として導入された。A2またはA2Fは、IBM 3880などの「制御装置」を必要とし、接続された。A2には最大3台の、B2やC2が接続できた。C2ユニットはまた、ストリングで同時に2つのI/O操作の実行を可能にするように、制御装置と接続して同じ場所で使用することができた。「x2F」ユニットは、通常のx2ユニットだが、その2つのHDAはさらに「固定ヘッド」領域を最初の5シリンダ上に持っていた。この固定ヘッドエリアは、[[HASP]]か[[JES2]]のチェックポイントエリアに割り当てられるように意図され、装置上のヘッドの動作を劇的に削減した。この写真([http://www.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_3350.html IBM 3350])での、3350 A2/B2/B2ストリングの背景にあるのは、[[System/370|370/165]]と370/168で使用されているIBM 3066コンソールである。
 
== IBM 3370 ==
'''IBM 3370直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3370 Direct Access Storage Device)は、[[1979年]]1月に、[[System/370|IBM 4331]]、[[System/370|4341]]、および[[System/38]]の[[ミッドレンジコンピュータ]]用に発表された。7枚の固定の14インチ(360mm)のディスクを持っており、また、各ユニットの容量は571MBで、薄膜ヘッド技術を使用したHDD。[[1960年代]]の終わりの中で後半にT.J.ワトソンの研究所で始められた技術上で固定ブロックアーキテクチャディスク装置の研究が行わた。 <ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_3370.html IBM 3370 (英語)]</ref>、System/370の[[オペレーティングシステム|OS]]に対応した[[z/VSE|DOS/VSE]]と[[z/VM|VM]]がFBAデバイスとして使用された。
 
== IBM 3375 ==
'''IBM 3375'''は、IBM 3370の姉妹ユニットであり、[[カウントキーデータ]]方式として使用された。また、[[OS/360]]で必要とされた。
 
== IBM 3380 ==
[[Image:IBM3380DiskDriveModule.agr.jpg|thumb|IBM 3380 のディスクドライブモジュール]]
'''IBM 3380直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3380 Direct Access Storage Device)は、[[1980年]]6月に発表された。これは新しいフィルムヘッド技術を使用し、容量は2.52GB52[[ギガバイト|GB]]、データ転送率は3MB/秒、平均アクセス時間は16msだった。発表時の購入価格は、81,000ドルから142,200ドルまでの範囲だった。発生した問題のため、最初のユニットは[[1981年]]10月まで出荷されなかった<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_3380.html IBM 3380 (英語)]</ref>。
 
== IBM 3390 ==
'''IBM 3390直接アクセス記憶装置'''(IBM(ちょくせつあくせすきおくそうち、IBM 3390 Direct Access Storage Device)のシリーズは、[[1989年]]11月に発表され、複数のドライブによる1つのストリングで、最大で22GBまでの記憶容量を提供した。費用は構成や容量により、90,000ドルから795,000ドルの範囲であった。[[1991年]]8月11日発表のモデル3は、ドライブファミリーを拡張し、容量を約1.5倍に拡張した。そしてモデル9は、[[1993年]]3月20日に発表され、1つのドライブボックスで34GBの容量を提供した<ref>[http://www-03.ibm.com/ibm/history/exhibits/storage/storage_3390.html IBM 3390 (英語)]</ref>。
 
== IBM 9345 ==
'''IBM 9345ハードディスクドライブ'''(IBM 9345 Hard Disk Drive)は、[[カリフォルニア州]][[サンノゼ]]の研究所で開発され、[[磁気抵抗効果|MR]]ヘッドを初めて使用し、130mmのディスクを8枚用いた1.25インチHDDであり、最大容量は1.5GB<ref>{{cite web|url=http://chmhdd.wetpaint.com/page/IBM+Sawmill |title=IBM Sawmill - CHM HDD Events |publisher=Chmhdd.wetpaint.com |date= |accessdate=2011-07-20}}</ref>。[[1990年]]11月にIBMs SCSEのRPQとして出荷された。
 
[[1991年]]10月にIBM 9345 DASDがチャンネル付属していたIBM 9340の一部と[[IBM ES/9000|ES/9000ファミリー]]がIBMメインフレームに付属していたカウントキーデータDASDサブシステムファミリーを発表した<ref>9340 DASD SUBSYSTEM FAMILY OF PRODUCTS, IBM Service For Consultants Manual, Oct 1991, p. M9340</ref>。
モデル2のHDD(1.5GB)を2台設置している間、IBM 9345 DASDのモデル1のHDD(1.0GB)を2台設置していた。
 
9340/9345は実用的なアプリケーションとして、[[IBMのディスク記憶装置#IBM 3390|IBM 3390]]よりブロック長が短く、[[IBM 3990]]のRAMキャッシュが無い3990/3390と機能的に等しかった。
 
OSの[[I/Oスーパーバイザ]]構成要素には初期化演算子(IECCINT)という特徴があり、他のDASD装置タイプにもサービスを提供された。
OSは初期化時、IBM 9340の不揮発性キャッシュを持たず、IBM 9345の既定容量より小さいトラック容量を持ち、初期化演算子によって、3990/3390と異なる装置タイプを割当てた。
 
== フロッピーディスクドライブ ==