「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」の版間の差分

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: 本人は運動神経ゼロだと偽っているが、実際は常人離れした運動能力を有している。性格は基本的に優しく仲間思いで、犯罪被害者にも親身になって接する。その反面、凶悪犯や悪徳権力者など自分の許せない人物に対しては容赦がない。国家権力等によって犯人が法の裁きを逃れた時には犯人を躊躇なく射殺することもあるなど、目的のためには手段を選ばない極端な二面性を持っている。頭痛に苛まれ[[トランス (意識)|トランス状態]]([[変性意識状態]] / Altered state of consciousness の一種)に陥って残忍性と恐るべき戦闘力を発揮し、正気に戻ると幼い頃の記憶が少しずつ蘇るようになる。幾度目かの記憶の再生により柏葉結子が涙を流しながら自身に銃口を向け殺そうとしたこと、憎むべき敵である「金時計の男」に手を引かれて初めて「まほろば」に来た日のこと等々の記憶が戻り、混乱してしまう。
: 結子の遺品でもある2頭の龍の[[ウロボロス]]を象ったペンダントを所持している。高校時代にそれを取り上げたモンスターティーチャーと裏で手を組んでいた[[いじめ]]グループを全員、鼻を変形させたり肩の骨を砕くなど容赦無く殲滅したことがあり、それを偶然見かけた竜哉に誘われて相棒関係となった。このペンダントは後に自分の家を訪れた美月に持ち出されてしまい、それが彼女の手にある事を本人は知らないでいる(自身は失くしたと思っている)。エスメラルダ号の事件の最中、聖と直接対決を挑んだものの聖隊の妨害によって竜哉と離れ離れになり、自身もその際のショックで一時意識不明となるが、ペンダントが原因で命を狙われることになった美月の危機を本能的に感じ取り、復活する。
: ドラマ版では、実の父親である北川への復讐を果たす為彼の自宅に乗り込むも、最終的に彼への復讐を止め、まほろば跡地にて竜哉の遺体の傍らで所持していた拳銃殺するら命を絶った
; 段野竜哉(だんの たつや)
: もう1人の主人公。
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: イクオと比べると常に冷静で思慮深く、シビアで打算的な性格。自身の復讐以外には強い関心を示すことは少ないが、イクオをサポートするために自ら積極的に動いて協力を惜しまない。容姿端麗で頭もキレるため男女問わず交友関係は広く、極道入りしてからはインテリヤクザとして頭角を現した。金を稼ぐためにインテリジェンスが必要であるとした上で、極道の本質がヴァイオレンスであることも理解しており、時には強引な手法に訴えることもある。運動神経は人並み以上のものを持っているが、戦闘のプロフェッショナルに対しては苦戦することが多く、度々負傷している。
: 第2部より我孫子会の直参へと異例の出世を果たし、段野組を結成。我孫子桐乃に接触する。裏カジノが開催された豪華客船エスメラルダ号で起こった混乱の中、桐乃から彼女自身の全てを聞かされ、改めて信頼を得る。その後の聖との直接対決の際、聖隊の銃撃からイクオを庇って撃たれて海に転落し行方不明になるが、聖らに助け出されて一命は取り留めていた。現在は別の場所へ密かに匿われているが、意識不明のままである。
: ドラマ版では、直参入りへの話は出るものの、桐乃に自らの目的を疑われた為に保留となる。最終的に北川への復讐を果たす為イクオと共に彼の家族を人質に取り自宅に立て籠もるも、北川の息子に撃たれて重傷を負い、まほろば跡地に到着する前にイクオが運転する車の中で事切れ息を引き取った。
; 日比野美月(ひびの みづき)
: ヒロイン。新宿第二警察署刑事課時代のイクオの相棒で、後に警視庁捜査第一課へ異動し再びコンビを組む。後に警務部監察官に転属。第二部での階級は[[警部補]]。