「データベーススペシャリスト試験」の版間の差分
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== 概要 ==
[[システムエンジニア]]の中でも主に[[データベース]]の設計担当者や管理責任者、いわゆるデータ管理者(DA)、データベース管理者(DBA)を対象としている。水準は高く、試験の難易度は極めて高い。データベースに関するものの中でも国内最難関と言えるほどである。IT技術者の能力認定試験として[[ネットワークスペシャリスト試験]]と並んで昔から社会的な認知度・評価が高く、合格すると技術者として一定の水準に達したと見なされる。
[[国家試験]]である性格上、特定のデータベース製品に依存した機能や特定製品のみでしか使えないSQLなどは出題されない(標準SQLが出題対象となる) 。また、特定の製品から離れた試験であるためか、その分業務分析のウェイトが非常に大きい。[[システムアーキテクト試験]]レベルの業務知識がないと、午後IIの問題は読解すら困難になる。
対象業務の概念設計や論理設計といったシステム開発の上流工程のスキルが重視されるため、DBAよりもDA向けの能力認定試験としての傾向が強い。そのため、実務においてデータベース製品特有の知識を保有しデータベースへの実装や保守・運用する能力を証明する為に、合格者は[[ベンダー資格
'''沿革'''
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*平成21年(2009年)制度改正により形式変更及び改称、「データベーススペシャリスト」の名称が復活。
また、同年'''[[情報セキュリティアドミニストレータ]]'''と'''[[テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験]]'''が統合し'''[[情報セキュリティスペシャリスト試験]]'''が実施されることになる。この試験は年に2回開催するため、'''データベーススペシャリスト試験'''を受験する前に'''[[情報セキュリティスペシャリスト試験]]'''の合格を目指す者が増えた。また民間では各種'''[[ベンダー]]試験'''などの整備が進み同様に合格者が増加した。これらが一因となり'''ネットワークスペシャリスト試験'''ならびに'''データベーススペシャリスト試験'''の受験者層のレベルが上昇し合格率の上昇を招いたとも考えられている。
==形式==
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*いずれかの高度情報処理技術者試験に合格すること。
*いずれかの高度情報処理技術者試験の午前Iに基準点以上を得ること。
== その他 ==
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**各独立行政法人の情報技術関連職員の任用資格
*本試験は官公庁での階級評価試験として、また大手メーカ、金融機関、シンクタンク、大手情報サービス業などの階級評価や昇格試験、報奨一時金、昇給などの要件として採用されている。また、警察、自衛隊以外の官公庁でも合格者を職員として採用することがある。
== 関連項目 ==
*[[データベース]]
*[[データベース管理システム]]
*[[データベース設計]]
*[[データベース言語]]
*[[オラクルマスター]]
*[[オープンソースデータベース技術者認定試験]](OSS-DB)
== 脚注 ==
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