「ヨーゼフ・シュンペーター」の版間の差分

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シュンペーター門下の日本人経済学者としては、ボン大学時代の留学生である[[中山伊知郎]]、[[東畑精一]]、同じくハーバード大学時代の[[柴田敬]]、[[都留重人]]などがいる。なお、[[伊東光晴]]によると、「日本の経済学者でシュンペーターのもとを訪れた者のうち、シュンペーター自身が、来る前から異常に高く評価したのは柴田敬であり、来た後に高く評価したのが都留重人であって、これ以外の人についてはほとんど評価していない」とされている<ref>宮崎義一、伊東光晴「忘れられた経済学者・柴田敬」経済評論53/8月号</ref>。
 
[[小室直樹]]は、シュンペーターの業績は経済学界ではさほど継承されておらず、むしろ[[経営学]]によってその発想や視点が旺盛に摂取されていると述べている<ref>小室直樹 『経済学をめぐる巨匠たち』 ダイヤモンド社、2004年、170頁</ref>。また小室は、シュンペーター自身は数学は得意ではなく、弟子の[[ポール・サミュエルソン]]の数学の講義を聴いて勉強したと書いている<ref>小室直樹 『経済学をめぐる巨匠たち』 ダイヤモンド社、2004年、217頁</ref>。
 
== 主な著作 ==