「道徳再武装」の版間の差分

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'''道徳再武装'''(どうとくさいぶそう、{{Lang-en-short|Moral Re-Armament}}、略称'''MRA''')は、[[2001年]]まで存在した、国際的な道徳と精神に関する運動である。[[1921年]]に[[メソジスト]]の[[:en:Frank Buchman|フランク・ブックマン]](フランクリン・ナサニエル・ダニエル・ブックマン]]、Franklin Nathaniel Daniel Buchman、1878年6月4日 – 1961年8月7日)牧師が率いる[[:en:Oxford Group|オックスフォード・グループ]]が発展する形で発足した。[[1938年]]に現在の名称となった<ref>Marc A. Rose, "Buchman and Moral Re-Armament, "Reader's Digest, October 1939, p.35.</ref>。以後、ブックマンは[[1961年]]に死去するまでの23年間に渡って、この活動を率いた。
 
MRAはキリスト教に端を発するものであったものの、非政府の国際ネットワークとしてあらゆる宗教や社会的背景に属する人々によって構成されている。MRAは、「4つの絶対標準」<ref>「絶対正直」、「絶対純潔」、「絶対無私」、「絶対愛」</ref>と呼ばれる考え方に則っている。MRAはその支持者に対して、政治的活動や社会的活動に参画することを奨励する<ref>これは、MRAの考え方の中核にある、「世界の変革は、自己の変革を模索することから始まる」という点に起因するものである。</ref>。