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'''カンピロバクター症'''(カンピロバクターしょう、
▲'''カンピロバクター症'''(カンピロバクターしょう、英:campylobacteriosis)とは、[[カンピロバクター]]属菌の[[感染]]を原因とする[[ヒト]]および[[家畜]]の感染症。平成18年度の統計では、[[食中毒]]としては、[[ノロウイルス]]の次に患者数が多かった。<ref>[http://www.fsc.go.jp/senmon/biseibutu/b-dai18/biseibutu18-siryou2-2.pdf 食品安全委員会]</ref>カンピロバクター属菌はグラム陰性、らせん状桿菌。水源となる河川などの汚染により発展途上国ではありふれた病気。{{要出典範囲|date=2015年4月3日 (金) 09:50 (UTC)|ヒトの死亡例の報告はない。}}'''キャンピロバクター症'''とも呼ばれる。
== 原因 ==
*ヒトでは[[1982年]]に食中毒菌として指定された ''Campylobacter jejuni
*ウシでの原因菌は ''Campylobacter fetus
:[[京都市]]保健福祉局などの調査によれば、ウシの胆汁から ''Campylobacter jejuni
== 症状 ==
* ヒト
** [[発熱]](38℃以下)・[[下痢]](ときに[[血便|粘血便]])・[[腹痛]]が主であり、[[嘔吐]]を伴うこともある。腹痛は下痢よりも長期間継続。100個程度の菌でも発症
** [[サルモネラ症]]のような症状だが、サルモネラ症よりも軽いことが多い。
** 潜伏期間は約2~7日で、2~5日で回復する。
** [[反応性関節炎]]が腸炎治癒後にみられることがある。キャンピロバクター腸炎のみならず、サルモネラ菌や[[赤痢]]菌による感染性腸炎後にも起こり得るが、キャンピロバクター腸炎後が2.6%と最も高いといわれている<ref>Townes JM, et al. Ann Rheum Dis.2008;67:1689-6.</ref>。
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* ヒト
** マクロライド系抗生物質
* 牛
** 雌では子宮洗浄を行う。雄では治療効果が乏しいため淘汰する。
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== 参考文献 ==
*山内亮監修 『最新家畜臨床繁殖学』 朝倉書店 1998年
*高島郁夫、熊谷進編 『獣医公衆衛生学第3版』 文永堂出版 2004年
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/campylo/index.html 知って防ごう カンピロバクター食中毒] 東京都福祉保健局
* [http://www.mhlw.go.jp/qa/syokuhin/campylo/index.html カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)] 厚生労働省
* [http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/campylobacter.html カンピロバクター食中毒] 愛知衛生研究所
* [http://dx.doi.org/10.11428/jhej.62.721 市販鶏ひき肉中の '''rcobacter''','''Campylobacter''','''Salmonella''' 汚染状況] 日本家政学会誌 Vol.62 (2011) No.11 p.721-725
* [http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0119169.html 食中毒症状、中3女子死亡 栗山の焼き肉店 5人から菌検出] 北海道新聞
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