「ホンダ・ラファーガ」の版間の差分

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NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
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初代[[ホンダ・インスパイア|インスパイア]]から始まった独特のレイアウトで、[[直列5気筒]]エンジンをフロントミッドシップに[[縦置きエンジン|縦置き]]した[[FFミッドシップ]]が採用され、5ナンバーサイズの4ドアセダンの車体が与えられた。開発テーマは『新しい存在感の創造』で、当時の国産2L級の車体が3ナンバーサイズに拡大するところを、全幅を広げず全高を上げたパッケージングで室内空間にゆとりを持たせた。
 
2代目[[ホンダ・アスコット|アスコット]]の[[姉妹車]]で[[国内専用車|日本国内専用モデル]]であり、全幅は5ナンバーサイズに抑えたが、エンジンは2.0L(160PS/19.0kgf·m:「2.0E」,「2.0T」,「2.0S」)と2.5L(180PS/23.0kgf·m:「2.5S」)を用意された。いずれも直列5気筒 [[SOHC]] 20バルブで、[[DOHC]]ではないが[[マルチバルブ|4バルブ]]である。2.5Lは4速[[オートマチックトランスミッション |AT]]のみだが、2.0Lは5速[[マニュアルトランスミッション |MT]]も選択できた。基本的には初代インスパイアが搭載するエンジンと同じだが、各部の細かな変更を受けて、レギュラーガソリン仕様となった。サスペンションは4輪[[ダブルウィシュボーン]]で「2.5S」はストラットタワーバーを装備している。
 
外装は[[アルファ・ロメオ]]風のグリル形状が特徴で、全長に対し[[ホイルベース]]が長く、全高が高くトランクは短いハイデッキなスタイルとなっている。アスコットとの相違点として、ライト内部や側面窓枠のメッキモールが省略され、ブラックアウトされている。前後[[方向指示器|ウインカー]]レンズも、アスコットのクリア仕様に対し、オレンジ仕様となっている。
 
内装はこのクラスなりの質感で、グレード等によりウッドパネル(木目調)が付く。本革は「2.5S」にオプション。ドア内張りは窓枠下まで全面モケットで覆われ、ドア左右(前後)と中央の肘掛も同様となる。[[1994年]]から実施の新保安基準をクリアした安全設計だが、運転席、助手席[[エアバッグ]]は[[アンチロック・ブレーキ・システム|ABS]]とともに、[[サンルーフ]]もセットオプションで選択できた。