「シーベルト」の版間の差分

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m シーベルトは基本的に確率的影響の指標なので、「10Sv」程度が算出されるような線量であれば完全に確定的影響の範疇となるのでグレイ[Gy]で表すべき、という趣旨のことを記載した。
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'''シーベルト'''(sievert、{{IPA-en|ˈsiːvə''r''t}}、{{IPA-sv|ˈsiːvəʈ}}、記号:'''Sv'''<ref name="seirei357"/>)とは、[[生体]]の[[被曝]]による生物学的影響の大きさ([[線量当量]]<ref name="seirei357">1992年(平成4年)11月18日政令第357号「計量単位令」</ref>、dose equivalence)を表す単位である。[[SI単位]]の一つである。
 
単位として Sv は大きすぎる<ref>なお、一般に[[等価線量]]として数Svを超える線量が算出される場合は、放射線荷重係数の適用領域を超えてしまっているため、等価線量としてシーベルトを使うことはできない。このような場合は、[[吸収線量]]として[[グレイ (単位)|Gy(グレイ)]] が用いられる。[[#草間(2005)|草間(2005)]] p.22</ref>ため、mSv(ミリシーベルト、10<sup>-3</sup>Sv)やμSv(マイクロシーベルト、10<sup>-6</sup>Sv)などが用いられる。
 
== 定義 ==