「小樽のひとよ」の版間の差分
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| Length =
| Label = [[テイチクエンタテインメント|テイチクレコード]]
| Writer = [[池田充男]]
| Producer =
| Certification =
| Chart position = *週間2位
*1968年度年間4位(オリコン)
| Last single =
| This single = '''小樽のひとよ'''<br
| Next single = [[旅路のひとよ]]<br
}}
「'''小樽のひとよ'''」(おたるのひとよ)は、
== 解説 ==
作詞は[[池田充男]]、作曲はリーダーの[[鶴岡雅義]]である。[[北海道]]・[[小樽市|小樽]]
曲は公演先の釧路で地元の女性と恋仲となった「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」メンバーの実体験を元に鶴岡がまず曲を書き<ref>「人気急上昇の『鶴岡雅義と東京ロマンチカ』誕生秘話 “小樽のひと”は実在している!」『週刊平凡』第10巻第23号、1968年6月、98-100ページ。</ref>、以前にも鶴岡の曲に詞を付けたことのあった池田に作詞を依頼した。池田は曲の舞台を自らもよく知る小樽に変更することを提案{{sfn|小田元雄|1997|pp=172-174}}<!--第1回-->、鶴岡から聞いた体験談も盛り込み「電話で愛を」という曲名で詞を書いたが、鶴岡がパンチ不足であるとして、池田に新たに作詞を依頼。そこでできたのは「粉雪のラブレター」という曲であった{{sfn|小田元雄|1997|pp=174-177}}。
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しかし、小樽市サイドから「もっと観光PRを」との要請を受け、随所に地名などを織り込んだ歌詞に変更し、「小樽のひとよ」に改題したものである。曲名は、[[北島三郎]]の「女シリーズ」を参考に、「女」を[[平仮名]]の「ひと」にして「よ」をつけたものである{{sfn|小田元雄|1997|pp=174-177}}。レコードジャケットの制作は小樽のデザイナーである藤森茂男に依頼され、藤森がデート中にバーで喫煙する妻を描いたスケッチがジャケットに使われた<ref>『読売新聞』2002年3月16日付東京本社夕刊15面。</ref>。
[[オリコンチャート]]においては、1968年5月にトップ10に初登場した。
リリースは1967年9月であったが、1968年5月になってようやくBEST10に初登場した。[[千昌夫]]「[[星影のワルツ]]」と[[ザ・タイガース]]「[[シー・シー・シー]]」に阻まれて2位止まりとなったものの、1968年の年間第4位に輝いた。[[1969年]]に[[東映]]制作、[[テレビ朝日|NET(現・テレビ朝日)]]系で放送されたテレビドラマ『[[霧のロマン 小樽の女]]』の主題歌にもなった。一方、北海道以外では、「粉雪のラブレター」もほぼ同時期にシングル発売されたが、こちらはヒットしなかった{{sfn|小田元雄|1997|pp=174-177}}。▼
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== 収録曲 ==
# '''小樽のひとよ''' (3
#*作詞
# '''花園町哀歌''' (3
#*作詞
== カヴァーしたアーティスト ==
;小樽のひとよ
*[[ザ・ピーナッツ]] - 「華麗なる ザ・ピーナッツの世界 50年だよピーナッツ!」に収録。
== 脚注 ==
{{reflist}}
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