「ロボットアニメ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Rid (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
63行目:
こうした経緯を受けて、その後のロボットアニメでは企画段階から玩具会社を排除し、従来は子供向け玩具として製作されていた立体造形物も対象年齢がより高い[[ガレージキット]]などの限定的な[[版権]]許諾型ビジネスに留める一方で、[[DVD]]を販売する映像[[レーベル]]や[[メディアミックス]]系[[出版社]]などの販売が企画の中核となり、既にロボットアニメに親しんでいる大人層向けのアニメとして制作しソフトの売り上げを主たる収入源と位置づけるという、新たなビジネスモデルに基づいた作品が作られるようになり、それら客層に合わせて過去のヒット作の[[リメイク]]や続編作品なども作られるようになっていった。
 
今日ではオリジナル・シリーズもの共に一定のヒット作が生まれつつも、上記の通り大人層を主流としたことによる主要客層の高齢化・固定化や定番構造をあまりにも多用し続けていることによる作品構造のマンネリ化といった問題は依然として抱えており、特に子供や若年層などの新規客層の乏しさが一層問題視されるようになっている。それでも現在は未だ数多くの作品が制作され続けているが、ロボットを単独のメインに据えずあくまで一構成要素に留める作品も作られる等ジャンルの拡散が進んでいる状況であり、現在も各社が新しいロボットアニメの主流の模索を続けている。
 
== ロボットアニメの制作会社 ==