「頭字語」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
2行目:
 
== 概要 ==
その読み方によって次の2種類に分類されることもある(括弧内の[[カタカナ]]は日本語的な発音例)。
*'''イニシャリズム''' ({{lang|en|initialism}}):頭文字を一字ずつアルファベットの名のままで読むもの。例: [[連邦捜査局|FBI]](エフ・ビー・アイ)、[[経済協力開発機構|OECD]](オー・イー・シー・ディー)、[[世界保健機関|WHO]](ダブリュー・エイチ・オー)など。
*'''アクロニム''' ({{lang|en|acronym}}):連なったアルファベットを通常の単語と同じように発音して読むもの。例: [[後天性免疫不全症候群|AIDS]](エイズ)、[[石油輸出国機構|OPEC]](オペック)、[[北大西洋条約機構|NATO]](ナトー)など。
8行目:
頭字語のなかには読み方が混同している例があり、例えば[[サービス指向アーキテクチャ]]の頭字語である「SOA」(Service-Oriented Architecture)は「エス・オー・エー」とも「ソーア」とも読まれておりイニシャリズムとアクロニムのどちらともいえる。また、[[シリアルATA]]を略して「SATA」と表記した場合に、日本では「サタ」と読まれることが多いが[[米国]]では主に「セイタ」と読まれているように、[[言語圏]]により読み方が変わる例もみられる。
 
また、情勢の変化によって頭字語をそのままに構成単語を変更する例も見られる。さらには、暗に複数の意味を持たされたり、構成する語が公式には存在せず頭字語のみの語であるということにされる場合すらある(例:[[DVD]]、[[ニンテンドーDS|DS]]、[[RSS]]、[[SQL]]など、詳細は個々の記事参照)。
 
=== 頭字語の例 ===