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|画像キャプション = [[新江ノ島水族館]]にて
|省略 = 条鰭綱
|目 = [[カサゴ目]]
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|亜科 = [[
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|英名 = [[:en:Okhotsk atka mackerel|Okhotsk atka mackerel]],</br>Arabesque greenling
}}
'''ホッケ'''([[画像:魚偏に花.png]]、「𩸽」Unicode: U+29E3D、
== 分類と近縁種 ==
;'''[[キタノホッケ]]'''
:体長40cm
== 分布 ==
日本付近では[[茨城県]]、[[対馬海峡]]以北、[[黄海]]、ロシア[[沿海地方]]、[[オホーツク海]]、[[南樺太]]沿岸。東北から北海道周辺に分布する個体は分布域や産卵時期の違いから、4つの系群に分けられている。
* 沿海州系群 - ユーラシア大陸東岸の沿海州沿岸に分布。
* 羅臼-太平洋系群 - 襟裳岬西岸から南部千島、羅臼沿岸にかけて分布。
* 道南-本州系群 - 道南日本海から道南太平洋および本州沿岸にかけて分布。
* 北部日本海
== 生態 ==
[[成魚]]の生息水深は、100m前後の大陸棚で、産卵期の春秋では浅くなる。[[産卵期]]
主な餌は底生生物、他魚類の卵<ref>{{PDFlink|[http://www.jfa.maff.go.jp/j/gyoko_gyozyo/g_thema/pdf/sub40b.pdf 主要対象生物の発育段階の生態的知見の収集・整理] 社団法人全国豊かな海づくり推進協会}}</ref>、海底に沈降する[[プランクトン]]で、北海道の日本海沿岸周辺([[奥尻島]]など)においては初夏から春の間にかけて、海面近くで群れになって上向きで泳ぐことにより(「'''ホッケ柱'''」)渦巻きを発生させ、海面のプランクトンを引き込んで捕食する<ref>[http://www.aori.u-tokyo.ac.jp/research/news/2012/20120220.html 魚群が作る水中竜巻-渦形成によるホッケ魚群の摂餌戦略] 東京大学大気海洋研究所 2012年2月20日</ref>。この現象は[[2009年]][[9月5日]]放送の[[ワンダー×ワンダー]]「驚異の海 ホッケの柱」において取り上げられた。
== 形態 ==
成魚の全長60cm
成長の度合いは海域によって差があり、道北系ホッケでは、満2歳で体長26-28cm、満3歳で28-32cm、満4歳で31-34cmに成長する。一方太平洋海域ホッケでは道北系より成長が早く、満2歳で体長27-32cm、満3歳で29-34cm、満4歳で33-36cm。
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鮮度低下が早いため、開いて[[干物]]などにするのが一般的である。鮮度のいいものは[[フライ (料理) |フライ]]にしたり、[[煮付け]]<ref>麻生太郎の首相時に答弁で「(麻生が行った料理店には)存在しない料理」として野党からその発言を揶揄されたが、料理としては普通に存在する。</ref>にされたりと酒肴としても活用される。しかし、冷蔵や物流が発達した1980年代以降では、そういったイメージも薄まり、全国の一般家庭に並ぶ普通の食材となっている。また、普及の背景には北海道が発祥の[[居酒屋]]チェーン「[[つぼ八]]」が、80年代に本種の干物をメニューに採用したことがヒットし、全国の居酒屋・定食屋に定着した。
[[旋尾線虫]]( ''Crassicauda giliakiana'' )<ref>杉山広、森嶋康之、荒川京子、木白俊哉、川中正憲.旋尾線虫をめぐる新しい展開.寄生虫分類形態談話会報,25, 4-7 (2007)</ref><ref>杉山広 [http://dx.doi.org/10.5803/jsfm.27.1 食品媒介寄生虫による食中毒] 日本食品微生物学会雑誌 Vol.27 (2010) No.1 P1-7</ref>や[[アニサキス]]<ref>[http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/issue/journal/2011/pdf/01-01.pdf わが国におけるアニサキス症とアニサキス属幼線虫] 東京都健康安全研究センター</ref>などが寄生しているため
== 出典 ==
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== 外部リンク ==
* [http://www.fishexp.hro.or.jp/exp/wakkanai/04sakana/04-02hokke/04-02-01main/04-02hokke.htm ホッケ](稚内水産試験場)
{{DEFAULTSORT:ほつけ}}
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