「韓国人メジャーリーガー」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
19行目:
 
===韓国プロ野球からのメジャー挑戦===
[[韓国プロ野球]](KBO)で実績を挙げてからメジャーリーガーになった事例は、20142015年までの実績では、サムソン・リーと呼ばれていた[[李尚勲]]、[[具臺晟]]、[[柳賢振]]、[[林昌勇]]、[[姜正浩]]の45人のみである。このうち、柳と姜を除く3人はいずれも、韓国プロ野球からいったん[[日本プロ野球]](NPB)に移籍した後、メジャーに移籍している。韓国プロ野球からのメジャー挑戦が少なかったのは、メジャーよりも日本プロ野球のほうが契約時の金銭的条件が良かったのも原因の一つである。(李は[[中日ドラゴンズ]]、具は[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]、林は[[東京ヤクルトスワローズ]]に所属していた)
 
例えば、2003年に韓国プロ野球で年間56本塁打のアジア記録(当時)を出した[[李承ヨプ (野球)|李承燁]]は、同年にFA権を取得した当初はメジャーに挑戦する意向だった。しかし、メジャー登録40人枠([[ロースター (MLB)|ロースター]])入りを確約するメジャー契約を提示する球団が現れず、獲得に興味を示した[[ロサンゼルス・ドジャース|ドジャース]]の条件提示はマイナー契約で、金銭的条件も良くなかったため、結果的に[[千葉ロッテマリーンズ]]からの誘いを受けて入団した経緯がある。当時のメジャー球団では、李承燁が作った本塁打記録の価値に対する評価が低かったこと(李が所属していた[[三星ライオンズ]]の本拠地である大邱市民運動場野球場は、韓国でも指折りの狭さの上に、前述の56号本塁打を放った2006年までラッキーゾーンが存在していた)や、「韓国人選手は、投手は活躍できても、野手は難しい」との評価が主流だったことなどが影響していた。