「ウー (ウルトラ怪獣)」の版間の差分

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*スーツアクター:[[鈴木邦夫]]<ref name="zenchousa">『キャラクター大全ウルトラマン全調査報告』([[講談社]]、2012年、ISBN 978-4-06-218128-0)</ref>
 
全身長白毛の[[雪男]]的怪獣。飯田山の麓の村に住む、孤児のゆき(雪ん子)が村人から迫害を受け、助けを呼ぶ声と共に彼女を救うべく現れる。雪ん子の危機を救うために現れるので、行き倒れになった雪ん子の母親の化身ではないかといわれる。また、当地では伝承で知られる存在であった模様である。必ず[[地吹雪|吹雪]]と共に現れ、また怪獣出現の事実が観光客を遠ざけたため、[[スキー場]]による観光収入で経済を成り立たせている当地にとっては死活問題であり、ついに[[ウルトラマン#科学特捜隊|科学特捜隊]]およびウルトラマンの攻撃を受けることとなる。漁師らの子供たちが雪ん子を落とすために掘った落とし穴をそのままにしていたため、酔った師仲間が落ちて凍死した事故は雪ん子の仕業と決めつけられてしまい、村人に追われた際には、激怒してスキー場の施設を破壊しウルトラマンと戦う。身体にのしかかり首を絞めて苦しめるが、キックで投げ飛ばされグロッキー状態となりスペシウム光線のポーズを取る直前、雪ん子が力尽きたため、彼女のウーを呼ぶ声と共に飯田山に姿を消す。
*デザインは[[成田亨]]でイメージは[[仙人]]<ref name="zenchousa"/>。着ぐるみ造形はエキスプロによる<ref name="zenchousa"/>。
*ネーミングの由来は、糸芭蕉の繊維の事を沖縄方言で「ヲゥー(発音上の表記)」<ref name="zenchousa"/>、もしくは『2013年、大人のウルトラマン大図鑑』では『ウルトラマン』の製作前に企画された『[[生物彗星WOO]]』の元になった『WOO』という、同名の宇宙生物からと記述されている。
*本作で雪んこに扱われている差別と迫害は沖縄出身の[[金城哲夫]]の沖縄と本土人との関係が指摘されている<ref>DVD.「金城哲夫西へ!」</ref>。
*本編班が着ぐるみをロケ先のスキー場に運んで人を入れて撮影したカラー写真が存在する{{Sfn|ウルトラマン研究読本|2013|p=206}}。
 
== 『ウルトラマンA』に登場するウー ==