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「イギリス国王」は「カナダ国王」を兼務しており、実際カナダ滞在中などにはカナダ国王として行動するが、[[ウエストミンスター憲章]]制定後はカナダ政府は[[イギリス]]政府から完全に独立している。イギリスとカナダの関係はあくまでも[[同君連合]]であるものの、国王が通常カナダ国外に滞在していることから前述のように、国王の名代として総督が任命されている。国王も特に個人的にカナダの内政に対して関与することはほとんどないが、カナダの総督を任命する権限を持っている(現実的にはカナダの首相の指名に基づいて行われる)。
 
長らくイギリス系の白人男性のみが総督となっていたが、1984年<!--5月14日-->に女性として初めて[[フランス系カナダ人]]の{{仮リンク|ジャンヌ・ソーベ|en|Jeanne Sauvé}}が第23代総督に就任した([[フランス系カナダ|フランス系人]]初のカナダ総督は19代目として1959年に就任した[[モントリオール]]出身の{{仮リンク|ジョルジュ・ヴァニエ|en|Georges Vanier#Governer General of Canada}}という男性)。その後も1999年と2005年に続けて2人の女性総督が誕生しているが、第26代総督[[エイドリアン・クラークソン]]は中国系カナダ人(アジア系)、第27代総督[[ミカエル・ジャン]]はハイチ系カナダ人(黒人系)と、現代では性別のみならず人種や民族などの多様性にも配慮した人選となっている。
 
現職は、2010年10月1日より[[デイヴィッド・ロイド・ジョンストン|デイヴィッド・ジョンストン]]。