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Akkyan (会話 | 投稿記録)
感想など言い合うだけのサイトへのリンクは不要と思われます。もう少し、客観的なデータが必要です。wikiは個人サイトへの人集めやDVD販売ページへの誘導サイトじゃありません。
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構成を変えました。まず、エピソードリストの完成を目指したほうが良いと思いますので、その方向でいきます。
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{{独自研究|date=2015年4月}}
 
{{基礎情報 テレビ番組
'''西部二人組'''(せいぶににんぐみ - 、原題:Alias Smith and Jones)は、[[1971年]]から[[1973年]]まで[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABCネットワーク]]で放送されていた3シーズン全50話のアメリカ製西部劇ドラマ。[[日本]]では[[1972年]]から[[1973年]]にかけてNHKで2シーズンまでの38話が、主に土曜夜8時40分より放送された。
| 番組名 = <span style="font-size:90%;">西部二人組</span><br />Alias Smith & Jones
|画像 =
|画像説明 =
|ジャンル = 西部劇/コメディ
|放送時間 = 60分
|放送分 =
|放送枠 =
|放送期間 = {{Flagicon|USA}}1971年1月 - 1973年1月</br>{{Flagicon|JPN}}1972年 - 1973年
|放送回数 = 50
|放送国 ={{USA}}
|制作局 = [[ABC]]
|企画 =
|製作総指揮 = ロイ・ハギンズ
|監督 =
|演出 =
|原作 =
|脚本 =
|プロデューサー =
|出演者 = ピート・デュエル<br />ベン・マーフィー</br>ロジャー・ディビス ほか
|字幕 =
|データ放送 =
|OPテーマ =
|EDテーマ =
|外部リンク =
|外部リンク名 =
|特記事項 =
}}
{{ドラマ}}
 
'''西部二人組'''(せいぶににんぐみ - 、原題:AliasAlias Smith and Jones)は[[1971年]]1月から[[1973年]]1月まで[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABCネットワーク]]で放送されていたにより、3シーズン全50話のアメリカ製放送された西部劇ドラマ([[日本コメディ]])。日本では[[1972年]]から[[1973年]]にかけて[[NHK]]2シーズンまでの38話放送された。その後主に土曜夜8時40分より東京12チャンネル(現[[テレビ東京]])系でも放送された。
 
== 概要 ==
主演は、TV「可愛い妻ジュリー」などに出演したピート・デュエルとベン・マーフィー。1971年12月にピート・デュエルが自殺したため、代役としてロジャー・デビスが彼の役を引き継いだ。制作は、[[ユニバーサル]]とパブリック・アーツ。代表製作者に「[[逃亡者 (1963年のテレビドラマ)|逃亡者]]」などのロイ・ハギンズ。当時のアメリカTV界の「暴力追放」的な雰囲気を反映し、「暴力否定」を前面に打ち出した。<ref>「外国TVシリーズ 
'''日本版オープニング・ナレーション'''
20年」157ページ TVシリーズ120本の代表作ダイジェスト 阿部邦雄・編集 近代映画社・刊行</ref>1969年の『[[明日に向って撃て!]]』の影響は否定できないが、制作者グレン・A・ラーソンの新しいタイプの西部劇を作ろうという構想による作品である。
 
==あらすじ==
「1800年代も未近く、アメリカは西部で大変に悪名を馳せたハンニバル・ヘイズとキッド・カーリーと申します無法者がおりました。このふたり、世間もろもろのムードから新しい時代の到来をいちはやく察しました。いつまでも無法暮しでもあるまい。この辺で足を洗って堅気にと、折から知事の出しました恩赦のお触れにソレッと応じましたところ、余りに大物ですのでオイソレとは許せない。一年間真面目人間で通せば恩赦本決まりにしようといわれます。さあ、本人はその気になりますが、あくまで知事との裏取引でございますから、事情を知らない保安官などは相変わらず「おたずね者御用だ!」と追っかけて参ります。それを逃げながら素っ堅気で一年という……誠に間尺に合わない立場となりました。ヘイズとカーリーまたの名、スミスとジョーンズ果していかがな道中と相成りましょうや、まずはごゆるりと御覧のほどを……」
*舞台は、19世紀末頃のアメリカ西部、開拓時代も終わりを迎えつつある時代。銀行強盗、列車強盗で指名手配されているハンニバル・ヘイズとキッド・カーリーは、根っからの悪人ではなく、善と悪とが同居し、天真爛漫で親しみと人間くささを持った愛すべき二人組だった。このままの生活を続けても限界の来ることを察知した二人、折から出会った老婦人より、知事の恩赦の情報を得て、古くからの馴染みのロムトレバース保安官の口利きで、条件付き恩赦ということになる。その条件とは、一年間犯罪を犯さなければ、恩赦本決まりというもの。それまでは依然としてお尋ね者。理論家で、ポーカーと金庫破りの腕を持つヘイズと、ハンサムで気の優しいそれでいて凄腕のガンマンであるキッドカーリー。この二人、スミスとジョーンズという仮名を使い、彼らを取り巻く善良な人々、そしてずるい悪人の間を綱渡りのようなスリルと、そしてユーモアですり抜けて行くという、人情あり笑いありの物語である
 
'''==日本版オープニング・ナレーション'''==
*舞台は、19世紀末頃のアメリカ西部、開拓時代も終わりを迎えつつある時代。銀行強盗、列車強盗で指名手配されているハンニバル・ヘイズとキッド・カーリーは、根っからの悪人ではなく、善と悪とが同居し、天真爛漫で親しみと人間くささを持った愛すべき二人組だった。このままの生活を続けても限界の来ることを察知した二人、折から出会った老婦人より、知事の恩赦の情報を得て、古くからの馴染みのロムトレバース保安官の口利きで、条件付き恩赦ということになる。その条件とは、一年間犯罪を犯さなければ、恩赦本決まりというもの。それまでは依然としてお尋ね者。理論家で、ポーカーと金庫破りの腕を持つヘイズと、ハンサムで気の優しいそれでいて凄腕のガンマンであるキッドカーリー。この二人、スミスとジョーンズという仮名を使い、彼らを取り巻く、善良な人々、そしてずるい悪人の間を綱渡りのようなスリルと、そしてユーモアですり抜けて行くという、人情あり笑いありの物語。
「1800年代も未近く、アメリカは西部で大変に悪名を馳せたハンニバル・ヘイズとキッド・カーリーと申します無法者がおりました。このふたり、世間もろもろのムードから新しい時代の到来をいちはやく察しました。いつまでも無法暮しでもあるまい。この辺で足を洗って堅気にと、折から知事の出しました恩赦のお触れにソレッと応じましたところ、余りに大物ですのでオイソレとは許せない。一年間真面目人間で通せば恩赦本決まりにしようといわれます。さあ、本人はその気になりますが、あくまで知事との裏取引でございますから、事情を知らない保安官などは相変わらず「おたずね者御用だ!」と追っかけて参ります。それを逃げながら素っ堅気で一年という……誠に間尺に合わない立場となりました。ヘイズとカーリーまたの名、スミスとジョーンズ果していかがな道中と相成りましょうや、まずはごゆるりと御覧のほどを……」
 
== 作品の特徴 ==
*1969年の『[[明日に向って撃て!]]』の影響は否定できないが、制作者グレン・A・ラーソンの新しいタイプの西部劇を作ろうという構想による作品。この構想ついては、以下のエピソードが伝えられている。グレン・A・ラーソンは、あるパーティーでピート・デュエルと偶然会い雑談しているうちに話が西部劇の話題になった。ラーソンは日頃からあたためているアイデアとイメージをピートに伝えると彼の方でも大いに関心を示してきて二人の話にはますます熱が入ってき始めた。そのうちピートがぽつりとこういった。「新しい西部劇ってのは理論や頭脳で事件を解決する、というパターンじゃないかな。だってこれまでのウエスタンの結末と言えば必ず決闘シーンが出てきてパーン、パーンと撃ち合っていた。こんなものはもう見飽きたっていう感じがする。かといってまるっきりピストルやライフルを使わないんじゃ物足りないかも知れないけどアイデアとしては新鮮だろうね」。
 
== キャスト ==
{{節stub}}
*ハンニバル・ヘイズ:ピート・デュエル([[新克利]])【第1話~第33話】、ロジャー・ディビス([[高山栄]])【第34話~第50話】
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*オープニングナレーション:ロジャー・ディビス【第1話~第15話、第17話~第33話】、ラルフ・ストーリー【第34話~第50話】(日本語版 [[名古屋章]])
 
==エピソード==
=== Season One ===
==== 第1話 ====
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== その他・トリビア ==
*1969年プロデューサー『[[明日に向って撃て!]]』の影響は否定できないが、制作者グレン・A・ラーソンの新しいタイプの西部劇を作ろうという構想による作品。この構想ついては、以下のエピソード伝えられている。グレン・A・ラーソンは、あるパーティーでピート・デュエルと偶然会い雑談しているうちに話が西部劇の話題になった。ラーソンは日頃からあたためているアイデアとイメージをピートに伝えると彼の方でも大いに関心を示してきて二人の話にはますます熱が入ってき始めた。そのうちピートがぽつりとこういった。「新しい西部劇ってのは理論や頭脳で事件を解決する、というパターンじゃないかな。だってこれまでのウエスタンの結末と言えば必ず決闘シーンが出てきてパーン、パーンと撃ち合っていた。こんなものはもう見飽きたっていう感じがする。かといってまるっきりピストルやライフルを使わないんじゃ物足りないかも知れないけどアイデアとしては新鮮だろうね」{{要出典|date=2015年4月}}
*第2シーズン撮影中の[[1971年]][[12月31日]]のピート・デュエルの自殺により、第34話以降のハンニバル・ヘイズ役をロジャー・ディビスが演じた。ロジャー・ディビスは、オープニングのナレーションと第19話「笑って死ね」Smiler With a Gunのお笑いダニー役で出演していた。
*スミスは、アメリカでのありふれた姓の代表格、第一位。姓の順位リスト自体をスミスリストという。ちなみに、2位以下は、ジョンソン、ウイリアムス、ブラウン、ジョーンズ」{{要出典|date=2015年4月}}
*ベン・マーフィーは、空手を学んでいたことがある。その道場の日本人に、ベン・マーフィーのベンをとって”勉”(ツトム)と呼ばれていた」{{要出典|date=2015年4月}}
 
== 参考文献 脚注==
{{Reflist}}
*四季出版新社『[[テレビジョンエイジ]]』
 
== 関連項目 ==