「サバラガムワ州」の版間の差分

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| image_skyline = SL01kitulgala.jpg
| image_alt = ジャングルの中を流れるケラニ川
| image_caption = 州内を流れる{{仮リンク|[[ケラニ川|en|Kelani River}}]]
| image_flag = Flag of the Sabaragamuwa Province (Sri Lanka).PNG
| flag_alt =
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サバラガムワ州は[[スリランカ]]の中央山脈南西側の内陸部に位置しており、西で[[コロンボ]]首都圏を擁する[[西部州 (スリランカ)|西部州]]、北で[[北西部州 (スリランカ)|北西部州]]、北東で[[中部州 (スリランカ)|中部州]]、南東で[[ウバ州]]、南で[[南部州 (スリランカ)|南部州]]と接する。
 
地勢は変化に富み、海抜100mから2000mに至る高度差がある。州都は[[ラトゥナプラ]]で、海岸沿いの[[コロンボ]]から約100kmの位置にある。中央高地の山々が連なっているために、南西側にあたるサバラガムワは、南西[[モンスーン]]のヤラ期のうち5月~7月、北東モンスーンのマハ期のうち9~10月の年2度、大量の雨が降る。降雨に恵まれ、生業の基幹の米は二期作が基本で、換金作物として野菜を作る。植民地時代に導入された[[茶]]と[[天然ゴム|ゴム]]の[[プランテーション]]は現在も継続しており現金収入になっている。ただし、茶園(エステート)で働くのは、19世紀半ばにイギリスが南インドから連れてきた人々で、[[タミル|インド・タミル]]と呼ばれて、シンハラ人や北東部に住む[[タミル|スリランカ・タミル]]とは別の民族集団を形成している。紅茶は現在も大きな産業である。中心となるラトゥナプラは、「宝石の町」の意味で、田畑から宝石の原石([[ルビー]]、[[サファイア]]、[[トパーズ]]、[[柘榴石|ガーネット]]など)が産出するので、一攫千金を狙う人々が沢山入り込んで露天掘りを行っている。
 
王国時代は地主貴族のラダラが広大な土地を持つ地主として君臨していた。王国の消滅後の変革や、独立後の土地改革によって、土地は細分化されたが、現在でも旧地主は隠然たる勢力を持つ。世界初の[[選出もしくは任命された女性の政府首脳の一覧|女性首相]]となった[[シリマヴォ・バンダラナイケ]]の実家は、貴族の血筋のサバラガムワの大地主、ラトワッタ家であり、政治運動では国民統一党 (UNP) の地盤である。